”正しく”より”楽しく”伝える
【想いを伝えることについて】
先日4/23(土)24(日)、大阪・中崎町の「1930CAFE」にて、EVERY DENIM 2ndモデル「Relax」の試着展示会を行いました。
予想を超える多くの方にお越しいただき、みんなに「Relax」の履き心地に満足してもらえ、2日間を通してひじょうに盛り上がったイベントになったと思います。
「Relax」の試着展示会は4月頭から岡山、東京と毎週末開催しており
参考記事:2ndモデル「RELAX」予約販売開始 東京・大阪・岡山で試着展示会を開催
3回目となる大阪では、ライフスタイルブランド「MY LADY」と企画の段階から一緒につくっていきました。
今回のイベントで改めて強く感じたことは、月並みな言葉ですが、「人に共感してもらったり人を楽しませるためには、自分たちが楽しそうにしていないとうまくいかない」ということでした。
自分がポジティブな気持ちでいないと、周りの人を幸せにすることはできない。
ぼく自身、EVERY DENIMを立ち上げた当初は、業界の現状に対する課題や不信感を強く抱きすぎていたため、ヒステリックになっていた時期がありました。
「社会の課題を解決する覚悟があるならどんなことでも耐えないと」「工場の人たちが辛い思いをしているんだから、自分だけが楽しむわけにはいかない」など、今振りかえればあまり意味のない精神的負荷をかけていたように思います。
そんなわけで、生真面目なうえにどこか疲れたようなネガティブオーラをつねに振りまいていました。
会話のときもモロにそれが出るため、ぼくとEVERY DENIMの話をした人は「つまらない正論」を延々聞かされたような気分だったでしょう。
当然そんな奴が共感してもらえるわけもなく、ぼくたちの活動をポジティブに発信してくれる人はいませんでした。
”正しく”より”楽しく”伝える
最近そういった考えを省み、まず自分自身が誰よりもEVERY DENIMの活動にワクワクし、楽しく想いを発信することに努めました。
今回の試着展示会でも、やっていることが”正しく”伝わるよりも、”楽しく”伝わることを一番に意識しました。
その結果、イベント後にSNS等で活動を発信してくれる人が増えました。本当にめちゃくちゃ嬉しくて、独りよがりだったころを悔い改めた瞬間でした。
EVERYを掲げるなら、伝える努力をしよう
EVERY DENIMの”EVERY”には、ジーンズが人種・性別・年齢にかかわらず、みんなが履ける「地球着(ちきゅうぎ)」であり、EVERY DENIMもそんなみんなに愛用してほしい。という想いが込められています。
みんなにEVERY DENIMの想いを届けたいなら、理屈じゃなく感情を、ワクワクを精一杯伝えよう。感情を伝えるためにはまず自分自身が楽しそうに、心が満たされてないといけない。
想いを伝えるためにとても大切で、基本的なこころがけに気づいたイベントでした。
山脇、毎日。