時刻は午前6時を回り、小鳥たちのチュンチュンとした鳴き声を聞きながら、今、朝日が昇る様子を眺めている。幸いにも、昨日の夕方から暖かくなり、今朝も暖かさを感じる。

今日からようやく最高気温が20度を超え、ヒーターをつけるかどうかを迷っていた寒さからは脱却できそうだ。ここからは夏らしさを徐々に感じられるようになってくるのではないかと思う。フローニンゲンの夏は非常に短いため、夏の期間は存分にそれを満喫したい。

今日は窓を開けていても問題ない気温であるから、一日中窓を開けながら過ごしたいと思う。窓を開けることによって、心の窓も外に開き、絶えず外の世界とつながっていたいと思う。

新鮮な空気を吸いながら、絶えず新たな気持ちを持って今日の取り組みに従事したい。今日もまた作曲実践を核にした一日になるだろう。それを支える存在として日記の執筆がある。

いや、それらは相互に良い影響を与え合っているため、どちらかが片方を一方的に支えているというような関係性ではないだろう。いずれにせよ、今日もまた、作曲と日記を通じて、自己及び人生そのものを著述していく。

もっとも尊いもの、それは一人の固有の人間が、ある固有の時間の中で得た固有の体験なのではないか、と昨日ふと思った。そうした私固有の体験を、曲として文章として日々綴っていく。

今日はその他にも、午後に1件ほどオンラインミーティングがある。現在、複数の協働プロジェクトが走っており、それらのうちの大半は来年の半ば、もしくは来年の全てにわたって続くものがある。

そうした既存のプロジェクトを最も大切にし、ここからは新規のプロジェクトをできるだけ引き受けないようにする。現在始まっている少なくとも4年間の休養生活においては、それこそ最初の年と翌年にかけては協働プロジェクトに従事しながらも、それ以降の年においてはできる限り協働プロジェクトには従事しないようにしていく。

これまでの自分の専門性から一度完全に脱却するためには、ここで大きく舵を取る必要がある。

午後のオンラインミーティングを終えたら、起業家ビザの申請に向けて、提出資料の最終確認を行い、それらを全てお世話になる会計士に送る。昨日会計士から連絡があり、財務証明を行うにあたって、移民局への提出資料の一式を送って欲しいとのことだったので、記入事項に誤りがないかを確認した上で、担当の会計士に資料を送付する。

お世話になるオランダ人の会計士は、先日日本人の知人が紹介してくれた方であり、対応も親切であり、今回の縁をとても有り難く思う。フローニンゲン:2019/7/18(木)06:28

No.2303: A Peaceful Memory of Summer Vacation
I recollected a peaceful memory of the summer vacation in my childhood. Groningen, 09:00, Thursday, 7/18/2019

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