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伝える、はプレゼント。

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話す・書くなど「伝える」にはどうすればよいかプレゼントを例にわかりやすくご紹介しています。ビジネスパーソン向けですが、コミュニケーションを向上させたいすべての方へ。
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2019年1月の記事一覧

伝える、はプレゼント。007

※私の新著「実践 トライアングル式問題解決法」が発売しました!

伝える、はプレゼント。を理解するために、成功するプレゼントの反対、失敗するプレゼントについて考えてみましょう。

シンプルなのは「相手が喜ばないものを渡す」ことですよね。
たとえばチョコレートが嫌いな人に高級なチョコレートを渡しても嬉しくないでしょう。

また、その人が「好きなもの」だからといって、それが他人からもらって嬉しいかとい

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伝える、はプレゼント。006

※私の新著「実践 トライアングル式問題解決法」が発売しました!

「伝える、はプレゼント。」の本論の前に、全体像をおさらいしましょう。

1.目的(何のために渡すか)
2.対象(誰に渡すか)
3.中身(何を渡すか)
4.包装紙(どんな見た目で渡すか)
5.渡し方(どのように渡すか)

私はこれまで「伝える」について研修などを行ってきました。
その過程で、単純に「情報を伝えるって、プレゼントを送るの

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伝える、はプレゼント。005

『伝わったかどうかは、伝える側に100%責任がある』

これが大前提であり、基本です。
しかし、中には

「飲み込みや要領がものすごく悪いヤツもいる。それを伝えるこちらの責任にされてはかなわない」
「話を聞く側だって、ただ受け身ではなく、状況を察するとか空気を読むとか、そういう努力も必要だろう」
「コミュニケーションはキャッチボールだというのなら、受け取る側にも責任が半分はあるはずだ」

と考える

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伝える、はプレゼント。003

なぜ人は、「長い」「すべてを話そうとする」「自分にどう関係するのかわからない」という、「伝わらない」話し方をしてしまうのでしょうか。

その反対、「短く」「要点をかいつまんで」「聞き手に関係することを」話す、という、伝わる話し方ができないのでしょうか。

それは「伝わる、とは双方向の結果であるにも関わらず、自分→相手という一方向でしか考えていないから」です。

もっと簡単に言えば「伝わったかどうか

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