メタルゾーン改造

先日の森は生きているとのツーマンライブ、来ていただいた方、どうもありがとうございました。いい雰囲気の福生チキンシャック、沢山のお客さんの前というアドバンテージはあったものの、自分達としてはここ数カ月課題にして取り組んでいたことが、やっと少しクリアできたかなという手応えがありました。演奏してて本当に楽しかったです。次のONE Music Camp、9月から始まるツアーもこの感じをより良い方向に伸ばせたらと思います。

ちょっと前にアンプを買ったら、フットスイッチにLEDが付いてなくてリバーブやディストーションのオン/オフが分かりにくかったり、先月のTOKYO ISLANDの野外ステージでは、太陽光でエフェクターのLEDが見えにくかったりしたのがあって、そういう問題を解消するための簡単な改造をできるようになりたいな〜と考え始めました。

そのうちに何となく回路の勉強をしたくなり、何冊か回路の本とエフェクターの作り方の本を読んでみたところ凄く面白かったので、自分でもいろいろやってみることにしました。

工具とかパーツを買い集めたので、まずBossのメタルゾーンMT-2を改造。ライブでは主に西田くんが激しいノイズを出すときに使ってて、金属ネジやバレンをあてて、音符ではなくノイズだけを出してます(僕が彼に貸していて、自分でも新たにもう一台買ってもってます)。

メタルゾーンはノイズの音は気に入ってるんですが、音の押し出しがちょっと弱いというか、単音でメロディー弾こうとしたりするとあんまり聴こえなくなるのが弱みだと思ってます。音が細い、っていうのが気になる人もいると思うんですが、うちのバンドの用途としては太くなる必要はなくて、もうちょっとハイがクリアに、立体感がある感じになれば、あんまり音量を上げなくてもノイズが抜けるようになるし、時々単音にも使えるんではないかと思ってました。

で改造。日中の野外でもLEDが見えるように赤から高輝度の青に変更。あと音がクリアになるように、ネットでいろいろ調べて、いくつかのコンデンサを高価なものに載せ変えました。15個くらい交換。入り口のコンデンサは容量を大きくするとハイパスフィルターのローカットの周波数が云々、ということを学んだので少し大きい容量に交換。

改造して家で音を出してみた感じでは、かなり高級感のある、倍音の多い音に変わったように聴こえるので、結構使えるんじゃないかと期待が膨らみました。次の練習の前にスタジオに入って試してみようと思います。良かったら次のライブから導入します。

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