見出し画像

1分10秒で読める、ラジコンで世界を旅する【中国ベンチャー】隠れた価値をシェアする

自宅にいながら世界中の空を飛び回っているかのような気分を味わうことが可能になりそうです。「RC世界」はその名の通り、5Gネットワークの大規模運用に合わせ、スマートフォンを用いてラジコンカー等のリモートコントロールを行い、世界中どこにいても遠隔操作の実現を目指している中国企業です。

またRCを用いたゲームコンテンツの提供を行っています。例えばショベルカーを用いて宝を掘り起こすゲームなど。

これまでRC世界はアプリ配信プラットフォーム「TapTap」でわずかに公開されるのみだった。しかし毎回のテストゲームには2000~3000人が参加して、「数が足りない」、「順番が回ってこない」などの不満が上がっており、この種のゲームに大きなニーズがあることを物語っている。

ニーズはそこそこ証明されていますね。しかしユニークだと感じる要素は個人的に他にあります。

ユーザーがこのコントロールボックスをリモコンカーに取り付けることで、プラットフォーム上で遠隔操作が可能になり、友人に操作権限を与えてリモコンカーをシェアしたり、プラットフォーム上の見知らぬ人に時間貸ししたりすることもできる。

なんとリモコンカーをシェアできます。今後コンテンツがゲームだけでなく観光などにも派生していくことを考えると、レンタル業としての可能性もありそうです。オリジナルコンテンツをユーザーが自由に出品しても面白いですね。

シェアリングサービスといえば「雲切」は鋼材切断加工設備のシェアリングサービスを手がけています。

遊休設備を利用した際の加工費は割安なことから、顧客側には費用が下がり、納期も早くなるというメリットがある。雲切が「あなたの鋼板加工コストを30%削減します」をキャッチフレーズに掲げているのはこのためだ。

隠れた価値があることを大前提に、遊んでいて暇な何かを活用するサービスは綺麗に当たりますね。

※スカイランドベンチャーズでは資金調達や事業内容の相談を承っております。起業家の皆さん待ってます!DMください。

おまけ:2C向けシェアリングサービスで勝者になるのは難しいという例。

以下参照、出典。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?