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もう1ヶ月ほど前になりますが、渡辺貞夫オーケストラのリハーサルをやっていました。リーダーの貞夫さんがその時に体調不良になり、ドクターの判断で貞夫さんの演奏活動を一時的にストップということになりました。結果的にその数日後からはじまる本番5本の本番をキャンセルせざるを得ない事態に。
とはいえ、その中で単独公演ではなくフェスも含まれていて、大トリのオーケストラに穴を開けるわけにいかないということになり主催者さん、貞夫さんの事務所の方との協議により、「渡辺貞夫オーケストラ」のメンバーで私を中心に「村田陽一ビッグバンド」をおこなうことになりました。
「村田陽一ビッグバンド」として既にアルバムを2枚リリースしているのでレパートリーには事欠かないのですが、貞夫さんの演奏を楽しみにしていたお客様のことも考えて、「渡辺貞夫オーケストラ」のレパートリーの中から数曲取り上げたりMCでも貞夫さんにまつわるお話をさせていただきました。

「渡辺貞夫オーケストラ」の中止が決まったのは本番初日の2日前、「村田陽一ビッグバンド」としての初日ブルーノート東京の4日前から慌てて準備をしました。

実際、ブルーノート東京出演のオフィシャルな告知はその2日前、浜松ジャズフェスティバルもその2日前でしたから、どれだけ慌ただしかったか分かると思います。

結果的にメンバーが本当にこの本番に関して協力的で代役バンマスとして
どれだけ助けられたことか。

前出の「村田陽一ビッグバンド」はファンクなどのレパートリーが多かったり、ベースは主にエレクトリックなので今回の演奏とは違うのですが、アコースティックベースで須川くんが素晴らしい演奏をしてくれました。
(ジャコパストリアス「Three Views Of Secret」の彼の演奏は特に素晴らしかったです)

トランペットセクションも佐久間くんが素晴らしいリードプレイをしてくれました。こちらも感謝しかありません。


【村田陽一ビッグバンド】

村田陽一(トロンボーン、作編曲)

奥村 晶(トランペット)

佐久間勲(トランペット)

菅坡雅彦(トランペット)

岡崎好朗(トランペット)

辻 冬樹(トロンボーン)

鹿討 奏(トロンボーン)

山城純子(バストロンボーン)

吉田 治(アルトサックス)

近藤和彦(アルトサックス)

小池 修(テナーサックス)

竹野昌邦(テナーサックス)

竹村直哉(バリトンサックス)

小野塚晃(ピアノ)

須川崇志(ベース)

竹村一哲(ドラムス)

セットリスト

1.Blues Connotation(OrnetColeman)

2.Anacrucis(OliverNelson)

3.You don't know what love is

4.Vitoria(Murata)

5.Three Views Of Secret(Joco)

6.Three In One(ThadJones)

7.Solitude(Ellington)

8.Janeiro(Murata)

9.Mendjani(Murata)

En

Life is all like that(渡辺貞夫)

貞夫さんは何と!11月のツアーから復帰して吹きまくっているそうです!
(超人)
12月の仕事でご一緒出来るのを楽しみにしています。


最後にちょっと宣伝になってしまいますが「村田陽一ビッグバンド」CD
2カタログは以下の私の通販サイト(のみ)で購入可能です。
興味のある方は是非お聞きください。


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