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雨温図はどこの都市がポイントか。 2022年の中学受験問題を全部チェックしてみた。

ふだん算数を解いているこのマガジンだが、社会にも取り組んで見ようと思う。種本はみくに書店の過去問集(2022年分)だ。
なにせ800ページもある。読むのも、そもそも開くのも大変だ。

1ページずつめくって、その都市の雨と気温の関係を示した問題をひろってみた。あえて暗記しなくても、常識で分かる範囲なのかもしれないが、せっかく問題に触れる機会があるので、分析してみたい。

まず最初の200ページ分からは、以下の問題を拾い出した。ここには共学校の青山学院中から渋谷教育渋谷が含まれる。


浦和実業 
江戸川学園
桜美林中
渋谷教育渋谷
湘南学園中
青稜中
青学横浜
青山学院中
青稜中
大宮開成中
中央大学付属横浜
東京農大1中

それぞれの解答は、四谷大塚の過去問データベースを参考にしていただきたい。過去数年の過去問がダウンロードできる。


偶然かもしれないが、松本と新潟の雨温図を聞く問題がいくつかあった。

つまり、日本海側の豪雪地帯と、盆地の特色を聞きたいのだろう。

もちろんこれ以外も出てくるはずだが、最低この2つは完璧に理解しておきたい。

●松本の特色は、1年を通して降水量が少なく、冬と夏、昼と夜の気温差が大きい。冬は気温が低くなることだ。雨が少ないグラフがあればそれが

松本


●新潟の気候の特徴は、北西の季節風の影響で冬は雪が多く降る夏は比較的気温が上がりやすい。
1月、12月の降水量が多ければ、それが

新潟


このサイトでは全国の雨温図が動きとともに学べる。その場所に行った気持ちで眺めるとおもしろい。青山学院横浜英和は、なんとマドリードの雨温図を聞いている。ここまでは勉強できないので、日本の都市から類推するってことだろう。

時間のあるときに、他の学校の雨温図も分析してみたい。
思いついてChatgptに聞いたところ、以下の都市が頻出するとの答えだった。

東京:日本の首都であり、気候や降水量の変化が分かりやすく、教科書や資料でも頻繁に取り上げられるため、雨温図の題材としてよく使われます。

大阪:日本の商業都市であり、気候や降水量の変化が都市部においても分かりやすいため、雨温図の例として使用されることがあります。

札幌:北海道の都市で、四季の変化が顕著です。冬季の寒冷さや夏季の涼しさなど、気候の特徴を示すために使われることがあります。

福岡:九州地方の都市で、温暖な気候が特徴です。南国の気候の違いや影響を示すために使用されることがあります。


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