真っ白なキャンパス と 未来カラー

真っ白なキャンパスの上に、
それぞれの色を折り重ねていく。


そのキャンパスの上には、
一色。
また一色。


その人を象徴とする色が、
1つ、
また1つと、
真っ白なキャンパスを彩っていく。


初めは何にも色がなかった。
キャンパスすらなかった。


でも、ふとどことなく現れたキャンパスに、
無限の未知なる可能性を感じて、
心から魅了されて、
いつしか自分の色でペンを握っていた。


それぞれが違う色を持っている。
それぞれが違う味を持っている。
それぞれが違う個性を持っている。



みんな違っていいんだ。



真っ白だったこのキャンパスに、
魅せられた人だけが持てるペンを手にとって、
このキャンパスにそれぞれの思いを乗せて色をつけてほしい。


決して消えたりはしない。
それぞれの色が混じりあったり、
喧嘩したり、
上書きしあったり
することもあるだろう。


だけど、ここにはこの一枚のキャンパスしかない。


いがみ合うのではなく、
それぞれが、それぞれの色を理解し、
お互いが輝き会えるステージを作ってあげる。


遠慮なくガツガツいくのも大事だ。
だけど、時に譲り合いも大事だ。


このキャンパスのルールと文化は、
脈々と受け継がれていく。


その先駆者として、
これからこのキャンパスに魅せられていく、
未来の絵描き師に恥じぬ色を、
それぞれの尊厳と力強さと共に描いていってほしい。



自由に、心朗らかに、
思い強く、信念を持って。

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