東京塔 君待つ夜空 心細し 君の現実 私の不断

最後に約束した日も、仕事は終わらず、君は夜中に帰ってきた。

頭では理解しているが、私は未熟だった。いつまでもいつまでも、高校生の時に憧れていた君のままでいてほしいと思っていた。

上手く話せない私を知っている、唯一の君に、ずっと繋がっていてほしいと思っていた。

飛行機で1時間、たった1時間あれば、神戸から東京に来れる。
それから君に会えるまで、あと何時間も何時間も、東京の空を眺め続ける。時間が経てば経つほど、この街に私の居場所はないんだ、と痛感させられる。

東京の夜の空はキラキラしていて、この場所にいる君を誇りに思う。そして今日もまた、君には不釣り合いな私を感じ始めてしまう。

明日は帰ろう、海と山に挟まれた、私の居場所に。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

5

yokko

短歌や詩、エッセイを書いています。 親としての葛藤や反省、自分の親との関係、そして恋愛のこと等書いています。各賞に応募したものは、削除していきます。神戸在住。

恋うた

恋愛の短歌を詠んでいます。 各賞に応募したものは、削除していきます。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。