返しが上手い人の特徴 1ヶ月毎日疑問を見つけて考える 22日目

今回の疑問は

「返しが上手い人の特徴」

です。

いろんな人と話すとき、同じ質問をしても人によって返し方がバラバラです。

その人がしてきた今までの経験やその人の興味関心も、返し方に何かしらの影響を及ぼしているはずです。

なので、いろんな人を見てきて話してきて「返し方」に着眼してみることにしました。

今日はそんな返し方が上手いと感じた人の特徴と工夫などについて考えてみようって感じです。

それではいってみましょ〜


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返し方が上手い人の特徴

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①質問に対する関連性を意識している

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会話をしていれば、質問をしたりされたり、誰かからいじられたり、逆にいじったり、そんなシチュエーションは少なくないと思います。

そんなときに、その質問やいじり方に対して「関連性」を持たせた返しができる人は、ユーモアがあって返しが上手いなと思います。

例えば

A「Bさん一人暮らしって言ってたけど、手料理とか自分で作るんですか??」

B「あ!手料理は結構作るよ!白ごはんを中心に献立は考えるかな〜^^」

A「そうなんだ!白米が好きなんだね^^」

A「例えばどんな料理を作るの??」

B「うん!最近では、白ごはんにふりかけかけたり、白ごはんにといた卵をかけて醤油垂らして食べたり!あ、あと梅干しと白ごはんの相性がいいことに気づいてしまって最近はそればっかりかな!」

B「最後のは誰にも言ってない情報だからトップシークレットで!」

A「おい!全然手料理ちゃうやんけ!!」


とか


A「Bくんって面白いけど考え方ゲスすぎるよね〜!笑」

B「え〜そうかな。。笑」

C「みんなからはゴミって言われたりするから間違ってないかもな!笑(愛ある貶し)」

A・B・C・D「(笑)」

A「え〜ゴミって!笑 酷い言い草だけど、、ちゃんと考えたらゴミだね!(ノリに乗っかる)」

B「やっぱそう思うか、、笑」

B「でもちゃんと分別はしてね〜、、」

A・B・C・D「ハハハハ〜」


みたいな感じですかね笑

「料理」と聞いて何を思い浮かべるか

「ゴミ」と聞いて何を思い浮かべるか

人それぞれで違う回答が出てくるのは当然です。

その中で、何を選ぶかで普通の回答と差別化できる場合もあるのかなと思います。

かなり極端な例ではありますが、相手をクスッと笑わせるためには、ある単語から思いつくワードの幅を広げていくのは大切なことだなと書いていて思いました。

そして、愛されるいじられキャラはこう言った返し方が得意なのかなとも思います。

「この人に話を振ったら面白い返信が来る可能性が高い!」

と無意識に意識させているからこそ、愛されいじられキャラの周りには常に人がいるんだと思います。

僕の職場にもそういう人がいますが、結構何を話してもその人特有のユーモアで返してくるので「お〜そういう返し方するのか笑」ってクスッと笑っちゃうことも多いです。

そういう人を観察して、面白い人になれたらいいな〜


②いろんな回答を持っていて、その場に適した手札を出している

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言葉はその人の感性や人柄を表す鏡とも取れます。

人の数だけ質問への回答というものがあります。

似てる意見でも、その人の育った背景や経験やその経験に関わった人々などのプロセスが同じわけではないので、全く一緒の意見というものは存在しないものだと僕は思います。

だからこそ、いろんな人と関われば関わるほど、いろんな言葉に触れる・いろんな体験を知れる・経験できるのだと思います。

そうすることで、返し方が面白い人の中には、そう言ったいろんな人との関わり方で得た「面白いと感じた返し方」というサンプルが蓄積していきます。

いろんな回答を知っていれば、質問やいじりかたにも耐性ができているということなので、ある程度余裕を持って回答を選ぶこともできますし、その場で考えることもできますよね。

ですが回答のサンプルを知らない、またはその質問内容が普段から考えてないようなものの場合だと、その場で0から考えていく必要があるので、誰もが最初に到達するであろうありきたりな回答しかできなくなってしまうのかなと。

いろんな人に会うことで、回答の例が溜まっていき、またその回答でその場の雰囲気がどう変わるのかというのも肌で実感できるというメリットがあります。

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これを書いているときに思い出したのですが、「ネクスト」という映画がありました。

その映画は「2分先が見える」という特殊能力を持った男の話です。

ニコラス・ケイジが出ています。

この映画面白かった記憶があるんですが、それよりも「2分先が見える」という部分が、この項目の「いろんな手札を持っている」という部分に関わるなぁと思って。


聞かれるとわかっている質問があるとわかっていたら。

おそらくみなさんは、その質問の回答をあらかじめ用意するでしょう。

こう聞かれたらこう答えようって感じです。

ですがさらに深掘りされることもわかっていたらどうしますか?

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多分もっと真剣に深く考えた上で回答を用意すると思います。

そうすることで、もし今後その質問をとっさにされたとしても「あ!進研ゼミでやったところだ!」感覚で答えられちゃうと思うんですよ。


ということで、返しが上手い人はきっといろんな質問の内容やシチュエーションを想像して「これを言ったらこんな雰囲気になるかもな」とか「これを言ったら傷つく人もいるかもな」と色々と想像を巡らせて考えられる人だと思います。

その場の空気に配慮できるように、回答のパターンを手札としていくつか持っておくことで、誰も傷つけない雰囲気やみんなが楽しめる面白い雰囲気を作れているのかなと考えました。


③観察眼が鋭い

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返しが上手い人は、質問者に対しての配慮ができている人だとも思います。

一緒に話す相手がどんな性格なのか、何に興味を持っているのか、というのを知っていれば、その人が嬉しくなることを回答に含ませてしまえば、クスッと相手を笑顔にできるだけでなく次の話題にもつながりやすくなるのかなと思います。


例えば

B「Aさんさっきアニメが好きって言ってたけどNetflixde見られるおすすめアニメとかあるの??」

A「う〜ん、最近だと僕のヒーローアカデミアとか呪術廻戦とか見てます!」

B「呪術廻戦か〜!面白いらしいね。ヒロアカは僕も好き!面白いよね!(と言いつつ指先は五条先生の領域展開で回答)」

A「しっかり呪術廻戦みとるやん!笑」

みたいな感じです。

両方を知らない方が読んだら意味不明な例ですね。

もう一個考えます。


例えば

A「Bさんいっぱいご飯食べますね。」

B「あはは、普段はそんなことないんだけどね!」

A「そうなんですか!聞きにくいんですが、もしかして何か悩んでたりするんですか...?」

B「う〜ん実は...」


みたいな感じですかね?

例え話が下手すぎてすみません。。


2つ目の例は、相手の目で見てわかる特徴を捉えた上で、返事との乖離を見極めて相手を気遣う返しをするって感じです。

そう言った何気ない相手の特徴や仕草などを観察し、相手にあった話題を振ったり、相手の興味に適した返しができる人は返しが上手い人と認定できると思います(僕の中で)。


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まとめ

①質問に対する関連性を意識している

②いろんな回答を持っていて、その場に適した手札を出している

③観察眼が鋭い


こんな感じでした。

総じてみんな先読みの能力に優れているのかなと、考えてみて思いました(笑)

あらかじめ想定外の質問を想定内にしておくこと。

あらかじめ状況を想像していろんな返事をすることで、その場の雰囲気やそれを聞いた人の表情の変わり方などを、ものすごく具体的にイメージしておくこと。

あらかじめいくつかの回答を用意しておくこと。


上記のことをしておけば、ユーモアのある面白い人には案外誰でもなれちゃいそうですね^^



みなさんの思う「返しが上手い人」も聞かせてもらえると嬉しいです。

「返しが上手い人」というのが抽象的でざっくりした質問ですが(笑)



それでは、また明日!





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