第1回日本GRサミット

今回、官民連携の今後の在り方を学びたいと思い、また、知人で私もメンバーとして参加している地方公務員オンラインサロンHolgの代表、加藤さんのご講演も気になったため、参加してきました。(懇親会含めて3,000円という価格帯も悪くないなと思ったのもあります。)

なお、GRとは、Government Relations のことです。

【今回の気付き&学び】
・やっぱり行政と民間のスピード感は違う。
・行政は公平性、公共性を重視し、プロセスを大事にする。民間は効率性や成果を重視するから、双方に食い違いが生まれる。→これは性質上仕方のないこと。
・官民連携自体が目的化するのは問題がある。エンドユーザーである住民の視点を大切に。
・ルールを変えるのは難しいが、ディールを変えることはそこまで難しくない。
・特に稼ぎたい民間企業にとって、行政と組むことは旨味がなく、恥ずかしいこと、らしい。
・表面上見えないネットワークによって話が進むことがあるから、その中にどうやって入っていくか、が大事。一度会っただけでは信頼関係は築けない。

【個人的な感想】
・登壇者や出席者に大きな偏りがあった。女性少ない、また、行政職員がほとんどいない。
特に、現場レベルの行政の実態を代弁してくれる登壇者がいないため、ともすると実態の知らない行政職員批判に傾いてしまいそうな危うさがあった。
(むしろ、加藤さんが一番の応援者に思えた。)
・官民連携を目的化させるなとのことだが、今回、連携後のことがあまり議論されなかった。もっと、成功事例、いやどちらかというと失敗事例が聴きたい。
・樋渡さんは凄い方だと思うが、だからこそ「行政は何も変わらない」という発言は悲しかった。私は変わると信じて突き進むしかない。
・まだ発足したてなので仕方ないが、何となくクローズド感があり、本来の趣旨とは違う感じがした。
・とはいえ、この会には個人的にとても期待している。
・どうでも良いが、価格のわりにピンチョスが割りと美味だった。ワインがないのが残念

ヽ(;´ω`)ノ

【ひとまずのTODO】
・官民連携が本当に必要な事業は何か、振り返ってみる。
・内容をアウトプットする。第2回があれば、行政職員を誘ってみる。
・やはり、何回も会わないと関係は構築されないので、気になる方とは複数回会い、もっと対話を大事にしたい。

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