ある日のできごと。

しばらく放置してましたけども。
気にせずに書き進めますよ。

急遽、仕事で使う生地が必要になり日暮里へ出向いた日のこと。

前日に生地が足りないことが発覚し、ガーン!!となるも、
まだたくさんあった気がするし、なければどうにかならないでもないような。そんなふわっとした感じでAという生地屋さんの2階に到着。 

が、ない、、!お目当ての色だけ売り場にない!!

ここに来てやっと焦りだして、売り場をうろうろしてみるも、
ないものは無い。

仕方がないので、店員さんに聞いたら、すぐにメーカーに問い合わせしてくれるという。 
あ、良かった、、とほっとしたのもつかの間、
電話の会話がすぐ終了しちゃったよ、、?

どうやら、担当者が不在でいまはわからないので、
戻り次第在庫の有無を連絡してくれるとのこと。
けれど、担当者がいつ戻るかはわからないので、その日中か、場合によっては次の日の連絡になると、、
できればその場で在庫の有無を知りたかったけれど仕方がないので、
気を取り直して、別のお店へ。

これ、早く知りたいのはほっとしたいからで、なかったらどうしようという不安な気持ちがあるな、、(納期もせまってるしね)
そのことに気がついた私は、私の中で設定を変えようと決める。
単純に気持ちの切り替えをしただけなのだけど。
大丈夫、と。すべて起こることは必然だ、と。
以前なら生地があること、にフォーカスして強く願ってみたと思うけれど、
秋山先生の話を聞いてきたばっかりのこともあって、
起こるべくことしか起こらない、ということをもっと信頼してみようと
安心感とともに委ねる、という選択をしてみたのだ。
そして、その選択はそのときの私に心地が良くて、ああこれで良いのだと探している生地のことは一旦忘れて、他の生地を見ることを楽しめた。

気持ちを切り替えて、別件で必要な生地を買う。
ここでの生地との出会いも素晴らしいものだったので、なんなら近々追加で買いに行きたいくらいなのだけど。
今日はもう帰ろうと駅に向かうエスカレーターでふと気になってメールを開けてみると、
お客様から問い合わせが来ていた。
現在品切れになっている温パンツの再販について。

!!

温パンツの生地は、ネットの生地屋さんと日暮里の実店舗の生地屋さんと色によって使い分けているのだけれど。

リクエストいただいた生地は日暮里で購入している生地で、いま在庫もなかったので、日暮里で買う必要があるものだったのだ。

これは!と思って、登っていたエスカレーターをまた降りて繊維街に戻る。
何度も買っている生地なので、どこにあるかもしっかり把握してある。
ちなみに売り場は冒頭に出てきた生地屋さんAの1階。
(ここポイント)
さっそく売り場に行くと、お目当ての色がない、、
在庫はあるはず(定番で扱われている商品だったので)、と店員さんに聞きに行くと、もうないですね、との答え。

びっくりして理由を聞いてみると、なんとこの生地のシリーズ、メーカーで廃盤になったとのこと、、(涙
なので、残りは売り場にあるのみ。
あらまあ、と少し値段は上がるけど1店舗だけネットの生地屋さんで同じ生地の取り扱いがあったなと、ぼんやりした記憶を頼りにiPhoneで即検索。
してみたら、
あった!ありましたよ!!リクエストいただいた色が。
ただし、ネットの生地屋さんにはない色がそのお店にはまだ残っていたので、残り少なくなっていたその色を買いまして。
ちなみに、残り全部買います、というと日暮里の場合は(お店にもよるけど)おまけしてくれることがけっこうあります。
今回もおまけしてくれた♪
(生地屋さん的にも端切れで残っても、というとこからだと思う)
この日暮里のざっくりした昔ながらの感じ?が私は好き。

リクエストいただいて良かった〜と安堵して、他の生地も見つつうろうろしてたら、最初に生地の在庫を見に行ったお店から電話が!
そう、最初に生地を探しに行ったお店Aの1階にいるときに2階の店員さんから問い合わせの返答の電話が来たのだ。
なので、すぐ2階に行くと、在庫ありましたよ、とのこと。

良かった〜と安堵して、入荷日を聞くと2,3日後と教えてもらう。
思ってたより早い!
入荷次第ご連絡をくださる、とのことで、ほっとして日暮里をあとにしたのでした。

ちなみに、ここではちゃんと書いてなかったかもだけど、
私は洋裁の仕事をしていて、主にcreemaで温パンツ、ましゅまろパンツという冷え取り下着(ふんどしパンツと呼ばれることも)を販売しています。
鼠径部(太ももの付け根)をパンツのゴムで締め付けないことで、血流を良くし、冷えを防ぐ、という身体に優しくかつ可愛い(ここポイント)パンツです。良かったら、こちらをご覧ください。

生地の廃盤については、作品一覧にある温パンツの紺ニット、紫ニット、グレーニット、生成りニットが同じメーカーの生地でして。
どの生地もまだ在庫はありますが、在庫終了次第販売終了となります、、
染料などが化学染料のため、認証はないけれど、オーガニックコットンの糸を使用した生地で、肌さわりも良くて柔らかくて温パンツにぴったりの生地だったのです。また微力ながら、オーガニックコットン糸使用の生地を買うことが綿農家さんに繋がれば、との思いもありました。
これから、代わりの生地も探していきますが、メーカーが変わるとまず色が変わってしまうので、好みの色がありましたら、お早めにご利用いただければと思います。



書いてみると、ただの生地探しの出来事なんだけど、
設定を変えてからの流れが本当に流れるようで、
大げさに言えば完璧ってこーゆーこと?ってくらい、
いろんなタイミングがばっちりだった。

そして、これからはこれが日常になっていくのだろうなと思う。
そういう意味で自分に起こること、目に映る現実はすべて自分の中から出てきたものであると責任を持つ。
自己責任とは自分を責めることではなくて、
現実に対して自分を通して信頼すること、
コントロールを手放して委ねること。
つまり、自分の中にはすべてあって、その豊かさを見つけること、受け取ることを許可するだけなのだ、と今日も私はわたしの中の光に感動してる。

統合とは目覚めるとは、わかったようでまだ模索中なのだけど、
日々、自分との繋がりは強くなっていることはわかっていて。
秋山先生とchieArtのchieさんのお話を聞いて、
ますます私なりに進んでいけば良いのだと確信できた。
コツは感動!心地よさ!みたいですよ。


*後日談;生地は今日受け取ってさっき水通しも完了して、明日さっそく縫い始められる準備が整いました!あー良かった。




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