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2018年12月の記事一覧

時短家事はだれの味方か?夫婦間の「礼儀」を考える

朝、こんな記事を読んだ。 主旨としては、女性の社会進出と並行して広まるはずの「時短家事」に心理的ハードルを感じる女性も多いよ、という現代主婦の在り方を指摘した内容だ。 Twitterでもだいぶ拡散されていたようで、いくつかの感想も目にしたが、本文中に働きだす妻に対して「子どもを最優先に、家事は今まで通りするのが絶対条件。毎日総菜とかはやめてね」と夫が発した、という記載があるため、この箇所への非難が目立った。 経済DVだ、奴隷扱いだ、などの強めな言葉が多いことは、この構図

目指すものは何ですか?

と、聞かれました。 写真のお仕事をされてるけど、この先どうなりたいですか?と。 わたしはアラフォーです。 アラフォーにも夢はあって、夢は、ただ家族が安全で幸せなこと。です。 写真を仕事にする、この欲は無ではない。 カメラマンになる、この欲は無。 何でも撮れる人になりたいという気持ちも無。 何でも撮れなくても、ただ目の前のかわいい子供達だけを撮れればいいし、撮りたい。何でも撮れるのがカメラマンならわたしはなれない。写真は大好きなもので、生活の中のもので、わたしの人

「人に期待しない」の正しいやり方

「おれは人に期待していないから」と言いながらめちゃめちゃ期待してるじゃねえか、と思った話。 「人に期待しない」というのは人生を軽やかにする方法としてよく聞く言葉だ。だけど、その使い方や捉え方にもやっと違和感を覚えることもよくある。 「どうせ俺をバカにしているんだろう」「どうせ何を言っても口だけだろう」「どうせ俺が困っても助けないだろう」と、「どうせ」のオンパレード。そして「それが俺にはわかっているから、はじめから期待しないんだ」という。 このように「人に期待しない」とい

2018年、不幸中のラッキーだった話

友人の家でダラダラとしゃべりながら今年を振り返って、今年を表す文字を書き納めした。 いろいろあったようななにもないような、でもやっぱり今年これだけは外せないよねー、とわたしが書いたのはこれ 半紙にピタリと収まりのいい6文字「くも膜下出血」 今年の4月旅行中の八戸で、軽く頭をうった拍子に外傷性くも膜下出血をおこした。 搬送された病院でMRIやCTの検査をしている間は意識もあったのだけど、何度も言語や手足の動きに障害が出ないかチェックされながら、人間のもろさにじわじわとゆ

全noteをはじめる人へ。「創作を楽しむこと」が最初の動機になってほしいという話

昨日・今日で、「 #note入門勉強会 」を開催しました。 (ディレクターの水野さんがしゃべっている様子。アンケートの回答のなかには、「1時間が短く感じられるほど濃厚でした」というありがたいお声もいただきました) Twitterのハッシュタグや、noteレポート記事(↓)はこちら 10月に入社してからの数ヶ月間で、たくさんのnoteユーザーに会ってきました。そのなかで、「noteをどう使っていいかわからない」とか「フォロワーってどうやって増やすんですか?」と聞かれること

東京からバンコクからカトマンズ。

はじめての場所ってやっぱり、たのしい。 今日はどこにいってどんなものを撮るのだろう、たのしみ。

インスタントに消費されていく世界の中で

私が『知性ある消費』に興味を持ち始めたのは、いつの頃からだったのだろう。 百貨店に入ったときだろうか。それともロードサイドな文化に飽き飽きしていた高校時代だろうか。 いや、遡ればもっともっと前から、『消費』について考えていたような気がする。 まるでそれが、自分の使命かのように。 私が『消費』という言葉にこだわる理由『消費する』という単語は、ネガティブな意味合いで使われることも多い。 ニュアンスとしては『消耗する』に近い、非文化的な文脈が消費というワードには込められて

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ハヤカワ五味は、お金稼ぎと人に惚れ込む才能で経済に宣戦布告する。

お金の付き合い方は人それぞれ。どうやって稼ぐか、何に使うか、どれくらい貯めるか。そこに価値観や生き方が表れるような気がします。そこで、さまざまな人に聞いてみることにしました。「あなたにとってのお金とは?」を。今回話を伺ったのは、ランジェリーブランド「feast」などを手がける株式会社ウツワのハヤカワ五味さんです。 給与即日払いサービスPaymeはこちら ハヤカワ五味(はやかわ・ごみ)|1995年東京都生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。株式会社ウツワ代表