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読み返したいnote

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2019年9月の記事一覧

くらしの選択肢を増やすこと

今年の1月頃に、"くらしてん"という自分の暮らしを紹介するメディアを遠野に住む友達から紹介してもらった。 そして、春頃に"私の暮らし"を載せていただいたのだけど、そのときに私が毎日noteを書いていることや学生のときにライターになりたいと思っていた話をしたことが縁で、ありがたいことに主催のご夫婦にお誘いいただいてメディアのお手伝いすることに。なんともありがたいご縁。 (そのときにヒアリングしてもらった私の暮らしはこちら。) ↓ 自分の1日の暮らしの流れ

今年の思い出を抱きしめて、また来年へ。

昨日で、ヤクルトの今シーズンの試合がすべて終わった。 この時期の神宮には、秋風に包まれた切なさと寂しさが去来する。 さよならがない年なんて、ないのだから。 *** ヤクルトのホーム最終戦でビジョンに映し出される、レトロなフォントのメッセージが好きだ。 (これは2016年ver) ヤクルトならではの、アットホームな雰囲気も好きだ。 試合後に、選手同士つつき合いながら仲良く球場を後にする姿を見送るたび、この人たちを好きになってよかったといつも思う。 今年もたくさん

大人のように扱いながら、子供でいられる時間も大切に。デンマークの教育に触れて学んだこと

今日のテーマは教育。幼稚園と小学校を訪問してきた。幸福な国と呼ばれるデンマークを支えている教育は、驚くほどシンプルで、でも強烈な思想だった。 1週間のカリキュラムは、生徒が自分で決める0年生〜9年生の各学年のクラスを実際に見学させてもらった。まず驚いたのは、どのクラスでも講義がされていなかったこと。先生は、椅子に座って生徒を見守っていたり、個別の生徒の質問に答えていたり。日本でよく見る、黒板の前で一方的に話している先生の姿は一切なかった。 理由は、授業の進め方にある。

最近の「ジャイアンツ」のSNSで発信される情報が最強すぎて震えている。

こんにちは。佐藤奨(さとうつとむ)です。 最近のスポーツチームのSNSを見ていて、「読売ジャイアンツ」ヤバい、最強と思ったので、本日は、その辺りを書きます。 最近のジャイアンツのSNSが最強な理由 最近のジャイアンツのSNSで発信される情報が最強すぎて震えている。もう、これで、過去のレジェンドとかも含めた高い品質のコンテンツまでSNSで流しはじめたら、同じ土俵で勝てるチームは存在しなそうです。ジャイアンツがより人気になるようにフィットしてきた。まだ、ジャイアンツのYout

私をいかす言葉

「あなたのピアノは明日の活力になる」 ピアノを弾くことが好きだった私は、学生時代、素敵な出会いに恵まれて飲食店や公共の場でBGMを演奏する機会をいただいていた。 私のピアノは、趣味の範囲だ。専門ではない。 学校はもちろん音楽専攻ではなかったし、大学の頃のピアノは完全に独学だった。自分のすきな曲を弾いていたら自然とレパートリーが増えていったという具合だ。とにかく「好き」の気持ちだけが原動力で、それで成り立っていた。 単純に楽しかった。 30分や一時間という限られた時間をも

名前も知らないお兄さん、ありがとう

「大丈夫?頑張れー!」 なんの変哲もないこの言葉。 発した人は全くの知らない人。 自分に大いなる勇気を与えてくれた。 +++ 小学生の頃、将棋が得意な友人がいた。 影響を受けて自分も将棋を始めた。 千駄ヶ谷の将棋会館に行って年配の方と打つこともあった。 いくつか階級があって、勝利数が増えると級もあがった。 興味を持って、本や試合も見始めた。 5級ぐらい上がった。 でも昔からやっている友人との実力差は埋まらなかった。 学校の文化祭。 その友人を対決した。 飛車

同僚の仕事のミスを受け入れられなかった、あの頃の私へ

「仕事で失敗してしまうのは、私の人格がいけないからだと思ってました」 今、私が経営する「soar」というチームの会議で、ある日メンバーが泣きながらこんなことを言った。 「以前の職場では失敗をしたら激しく怒られて、自分の人格を否定をされることが当たり前。いつのまにか仕事をするのが怖くて仕方なくなって、できない自分や弱い自分を、職場では絶対に見せてはいけないと思うようになりました。失敗は失敗のまま。私の人格がいけないから。それで終わっていました」 そのメンバーは何かあるたび

選択肢の多さがもたらす光と影。デンマークでみた「幸せ」の定義

「幸せ大国?」デンマークデンマークをはじめとした北欧諸国は「幸せな国」「超社会福祉国家」「洗練された暮らし」といったワードが想起されることが多い。たしかにデンマークは国連が発表している「世界幸福度ランキング」で上位常連国だし(2019年はフィンランド1位、デンマーク2位)、国民が払った税金はしっかりと教育・医療の場に還元されているし(大学院まで無償・病院も基本無償)、北欧家具はかわいい。実際に今デンマークで暮らしているが、日本にいた時と比べて時間の流れはゆったりと感じ、日々"

[彼が死んで旅に出た。その先に出会った世界]

かつて私はバックパッカーだった。 野宿とヒッチハイクで世界中あちこちを旅しながらアフリカにたどり着いた。 1985年-1990年の5年間、旅人だった。お金は無かった。 旅の先々で仕事を見つけて働いた。そしてまた旅を続けた。 西へ西へ、西へ向かって行こう。 日本を出発したときに私が計画したのはそれだけだ。 大阪の港から船に乗って日本を出たのは12月8日だった。 リュックひとつだけ、それ以外の持ち物は全部捨てた。 船の行き先は上海だ。 そこから陸路で、長い放浪がはじまった。

「インタビュー」は自分を知るための処方箋

先週、今週とふたつのインタビュー記事が公開されました。 ひとつは私が愛してやまないFUJIFILMさんの公式サイト。 カメラの話を中心に、設定や暮らしの話をさせていただいています。 「素通りしてしまいそうな道端の花にもカメラを持ってるから気づけたりする。空がいつもより青かったり、コップに入った水が光を受けて美しかったり。そういう事に気づけると、1日の幸せ量が増えるじゃないですか。 X-T3は日々にときめきを見つけ直してくれる最良のツールで、パートナーだと思っています。」

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真面目ほど真実をみてないなんて

死ぬじゅんび ワークショップ「ちょっと死んで、感じる」

※「死ぬじゅんび」というイベントのレポート記事になります。イベントの詳細についてはこちらの記事をご覧ください。 「死を考えるということは、あらためて生きることを考えるきっかけになる」をテーマに、クラウドファンディング、保険や法律、葬儀のプロなどを講師に招き、みんなで最新の「死」にまつわるあれこれを学びました。 最後の時間に行ったワークショップは参加者自らが死を意識することで、なにを感じて、どういう未来が見えたのかの気づきの時間です。以下のような順で会は進行していきます。

信頼関係のなき営業は響かない

ファイナンシャルアカデミーの「お金の教養講座」に参加してきた。 ハピタス経由での参加のため、1700ポイントをゲット! ポイントをもらって講座を受けられるってすごいよね。 内容は、 ・家計管理について ・株・FXについて ・不動産投資について ・アカデミー入会の営業(30分ぐらい) どちらかというと初心者向けの内容のため、資産運用の基本を学ぶことができた。(すべて無料) 2名の講師が上記の内容を講義してくれた。 簡単な自己紹介があったが、両者の印象が違った。 一人目

わたしは多分地球に許されたい

フリーランスになってからの3年間、稼ぎの一部を寄付に回している。 なんとなく目についた難民支援と、大好きな保護猫の団体へ。家族や友人にその話をたまにする機会があると「すごいね」とか「良いことだね」と言ってくれる。けれどいつもそこで、首を傾げてしまう。 わたしは寄付することが当たり前だ、と目をキラキラさせて言える強い心は持っていない。だってお金を稼ぐ事の難しさも、日々、自分や半径1m以内の生活を守ることの大変さも、十二分に知っているから。誰もが毎日を精一杯を生きている中、