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プロティアンキャリアと伝統的なキャリア いちばんの違いは?

先週の学びを活かしまーす

おはようございます(と書いておこう、うふふ)。先週の学びを活かして少し早めに記事を書いています。気づいた時点で変わればいいよねww。

「自分はいつでも変われる」そういうスタンスで行動することの楽しさを最近よく感じます。プロティアンへの一歩かもしれません。(ただし、「変わった状態」を「継続すること」はまた別のスキルですね。それも習得したいと思う私です。)

プロティアン研究会

さて、最初の一歩と言えば、先週「プロティアン研究会」の第1回セミナーに参加させていただきました。研究会の立ち上げおめでとうございます♡

キックオフイベントととしてのタナケン先生の特別講義、非常によかったです。特によかったのはプロティアンキャリアについての「問いかけ」でした。今日は問いかけのうちの一つを紹介しますね。

キャリア論において、ニューキャリア(←プロティアンキャリアはここ)と伝統的なキャリアのいちばんの違いは?

伝統的なキャリアというのは、日本でいえば終身雇用を前提にしたようなキャリアを指します。

プロティアンキャリアと伝統的なキャリアのいちばんの違いは?

この答えは…

キャリアの主体が「個人」か「組織」かという違いです。伝統的なキャリアではキャリアの主体は「組織」にありました。新入社員から定年まで、組織によって用意されたレールがあるイメージですね。もちろん、そこで選別や分岐もありますが、基本的にキャリアの主体は「組織」だったと思うのです。

一方、プロティアンキャリアの場合は「個人」にキャリアオーナーシップがあります。プロティアンキャリアを理解するためには、ここをまず押さえましょう。

女性の場合どう?

ですが、ですが…みなさんの人生、振り返ってみてどうですか?

実は、あんまりピンとこないって人、女性には多いんじゃないかと思います。なぜなら、終身雇用を全うできる立場にいるビジネスパーソンにはその違いがしっくりくると思うのですが、40-50代の女性の場合、そういう人は多くないからです。

ライフイベント(結婚や出産、夫の転勤等)によってキャリアが分断されがちな女性にとっては、組織もキャリアの主体にはなりにくい。だって、そもそも組織にがっつり所属していないことが多いからです。「キャリアの主体」なんて考えたこともないまま、目の前のことに追われ、時間が過ぎていったというのがリアルな感覚ではないかと思うのです。

もしかして、キャリアオーナーシップは空席?

そう、私たちの場合、キャリアオーナーシップが空席なのかもしれません。ああ、もったいない! 

今日から自分自身のキャリアオーナーシップを持ってみませんか。自分が「主体」となって自分の生き方を考えるのです。

実は…

ビジネスパーソン(ありていに言えばサラリーマンですね)よりも女性たちのほうがプロティアンになりやすいと思っています。

そのこころは…。

「組織」から「個人」にオーナーシップを移す痛みがない。もともと伝統的なキャリアの中で周辺に位置していることの多い私たち、そこへの帰属意識や安定を失う恐ろしさが男性に比べて少ないと思います。

失うものがないって、実は強い。だからって、私たちが男性よりも持っているものか少ないかというと、そんなことはありません。これまでキャリアの見方が経済面に偏っていたと、私は考えています。その話はまた今度。

自分は変われる

他人を変えるのは非常に難しい。システムを変えるのも難しい。その結果、私たちは経済的なキャリアにおいて周辺に位置付けられてきたわけですが、「自分を変える」ことは結構できます。小さなことからでもいいのです。たとえば、今回の私の気づきと行動のように、「自分がよりよく生きる」「自分にとっての理想の形に近づく」ためにできることをちょこっとやってみる。小さな心理的成功を積み重ねていく。

それが「キャリアのオーナーシップを持つ」ことにつながると、私は考えています。

あなたなりの「キャリアオーナーシップを持つ」小さな気づきと行動、思いついたらコメント欄に書いていただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。♥もしてもらえると励みになります。

「継続する」ためのいちばんの仕掛けは、読んでくださる方とのインタラクションなのかもしれないと思っていまーす。

今日で8月も終わり、2020年も3分の2が終わったかと思うとドキドキしますが、よい一週間をお過ごしください! 



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