旅と写真と文章と。

伊佐知美のTwitterから飛び出した、3つの単語。

#旅と写真と文章と

このたった3つの単語が連なったことばを聞いて、胸がたまらなくドキドキしてしまった。初恋の人の面影を、違う誰かの横顔に見つけたときのように。

そうだった、好き好き好き。
やっぱり私、好き好き好き。

私と同じ思いをした人が、この日本にそして海の向こうに100人いて、私たちは1つのコミュニティを作り上げたのだ。


***

オンラインでコミュニティか。
チャットツールであるslackの招待状を受け取り、中に足を踏み入れた。
最近良く耳にするオンラインサロンやクローズドコミュニティ。

でも、本当にオンラインで人とつながることなんて可能なのかな。頭によぎる不安はあったけれど、「#旅と写真と文章と」この8つの文字が持つ吸引力はすごい。そう、まさかことばに恋をしてしまうなんて。


コミュニティのドアが開いた。世界中から、

「こんにちは、はじめまして」

みんなが自己紹介をチャットツールの中でつなげていく。
そして、画面の上で文字がぴょんぴょん跳ねて、会話が生まれた。


私たちがオンラインチャットの中で話し合ったこと

おすすめの旅先
旅中に聞きたい音楽
おいしいごはんのこと
身の回りの「Yoko」(?)
働き方について

毎日のように、誰かがことばを落として、みんなで共有する。
ことばのお返しに、可愛いスタンプをピコピコつけ合う。
ときには美しい世界の写真を投げ合い、まだまだ自分の知らない場所があることを認め合う。


外からは見えない、私たちの小さな秘密基地。


ただ、そのときは私の想像以上に早くやってきた。

「みんなで会いたいね。」


***

そうだね。私もみんながどうやって動くのか、どうやって生きているのか。見たくなちゃった。

私は1年の3分の2を台湾で過ごしている。だから、たとえオンライン上だけであっても、「旅と海の向こう」にシンパシーを感じてくれる人と繋がりたかったのだ。

あぁ、でもオフラインでも会えるかもしれない。仲間になれるかもしれない。
#旅と写真と文章に恋をしている人たちと。

誰かの放った小さな希望は、みんなの思いを乗せて走り始めた。


***

#旅と写真と文章とコミュニティ、初めてのオフ会「フォトウォーク」当日。

私はこのフォトウォークのイベントレポートなる文章を書くと、コミュニティのメンバーと事前に約束した。自分から言い出して、仰せつかった大役だ。参加メンバーの一挙一動に目を配らなくては。

プロのカメラマンである涼さんが、コミュニティのメンバーである私たちに写真の撮り方を教えてくれる。撮りたい対象に、思い切って近づいてみよう。ボケの出し方はね、カメラの設定をこうやってね…。

ふむふむ。かじかむ手でメモをとる。

シャーベットみたいな雪が残る新宿御苑で、

小さく控えめに咲いた寒桜を。
誰かが作った雪だるまを。
背筋がピンと伸びた並木たちを。

いいね、きれい、かわいい
と言いながら、思い思いに切り取っていく。


***

うん。本当はちゃんとこのフォトウォークの全容を記録しようと思っていたよ。ただ、みんなでカメラを手に歩くのが楽しくて楽しくて。

誰かが言ったこと、やったことを記録するの途中でやめた。
今日もきっと旅の中の1日。感じるままでいいじゃないか。
言い訳?そうかもしれないね。

だからさ、ただ見て欲しい。
突き刺すような冷たさに包まれた冬の公園で、私たちが見たものを。
私たちが感じたものを。


ねぇ、世界ってとっても小さくてかわいい。

#旅と写真と文章と

この旗を一緒に掲げることができたね。
みんなに会えて良かったよ。

そして、また会いましょう。世界のどこかで。

岸本洋子


***

(文章中の写真は全て旅と写真と文章とコミュニティメンバーが撮影したもの。同じ空間にいるのに見えている景色がまるで違う…。面白いね。)


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東 洋子

#旅と写真と文章と

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