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【声】田中大貴(7/2 FIBAワールドカップ・アジア予選)

 6月末~7月頭のFIBAワールドカップ・アジア1次予選の選手コメント3本目は田中大貴選手です。

 前回の馬場選手のコメントも読んでいただいた方にはわかるかと思いますが、「オーストラリア戦勝利で得た自信は、この後八村選手がいない試合にもプラス効果があるぐらい本物なのか」という質問を中心に聞いています。

──オーストラリア戦後に八村選手が『みんなに自信がないみたいだから、僕が自信を持ち込みました』という言っていましたが、それを聞いてどうでしたか?
「そうですね(笑)。でも、やっぱり、オーストラリアの時も、やっぱり彼がすごい勢いを与えてくれましたし、そこのところの姿っていうのを見て、ずっと居続けているメンバーのなかで頑張らなくてはいけないと思いましたし。やっぱり、その影響は少なからずあったと思います」
──チームとして変わったという実感はありますか?
「そうですね。やっぱり、戦術的なところも変わったと思います。ただやっぱり、今まで結果が出なかったので、自分たちの中でも、どうやるんだろうっていうモヤモヤがあったんですけれど、こうやって2つ(対オーストラリア、対台湾)、特にオーストラリアに勝てたっていうことは、やっぱり、みんなの中で、『しっかりやり続けてきたことは、そこまで間違いじゃなかったんだな』という自信に変わったと思います。そこのところの自信は本当についているじゃないかと思います」
──八村、ファジーカスの2人はもちろん大きかったと思うけれど、他の選手も、2人がいない時間帯でもかなりアグレッシブにやることができていたと思うんですけれど…。
「そうですね。今まで4連敗していましたし、みんな、崖っぷちで、気持ちのところで違ったと思いますし。みんながひとつの方向に向かって頑張れていたんじゃないかと思いますし。それも、いいものを与えてくれた2人が、自信をつけさせてくれた。まぁ、悪くない、いい雰囲気だなと思います。とりあえず2次ラウンドに進めたので、これは本当に嬉しいですね」
──この先、八村選手が来られない試合もあると思うんですけれど、今回得た自信は、そういう試合にも持ち越すことができるものだと思いますか?
「そうですね。やっぱり塁が戻って来られなかったら、彼の力を見ても、その分は相当チームにマイナスだと思いますけれど、でも、譲次さんだったりとか、控えのセンターもいますし、彼らだって塁がいないからって思われたくないと思いますし、そういうところでまた、みんなが奮起して。塁が帰ってこれないのはみんなわかっているので、それでも負けないっていう風にみんな思っていると思う」


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