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【声】渡邊雄太@NBAサマーリーグ③ 7/9 Nets vs Timberwolves

 この夏、ブルックリン・ネッツのサマーリーグ・チーム・メンバーとしてサマーリーグに出場している渡邊雄太。3試合目、7/9のティンバーウルヴズ戦試合後コメントから抜粋して紹介します。

※この試合については、NBAジャパンのウェブサイトに試合レポートも書いています。

2018/7/9 20:00 PDT
NBAサマーリーグ
 @ラスベガス コックス・パビリオン
ブルックリン・ネッツ 76-オクラホマシティ・サンダー 90

渡邊雄太
26分26秒出場
14点・4リバウンド・1アシスト・2ブロック・2ターンオーバー

試合後コメント
(囲み取材の中から、私が質問した部分を抜き出しています)

──きょうは、大学のときと同じように最初からポイントガード、その後もウィング選手をマークするデフェンスのアサイメントで、やはりやりやすい感じでしたか?
「そうですね。やっぱりガードについているほうがやりやすいとは思うんですけれど、ただスクリーンの激しさが大学とこことではまた少し違うんで、きょうもそこでちょっと最後までつききれなかった部分があったりして。まだまだ反省点は多いんです。でも、ああやってガードでもつかしてくれるっていうことは、やっぱり、僕の初日、2日目のディフェンスを見て、ウィングでもしっかりこいつはつけるなっていうふうに思ってもらえていると思うんで。本当に、ディフェンスしっかりやっていてよかったなと思います」
──1Qはドライブインからのシュートがうまくいかなかったようですが、あれはどういう意図で攻めていて、何がうまくいっていなかったのでしょうか?
「とにかくアグレッシブに行こうっていうふうに思っていて。向こうのベンチが『こいつシューターだぞ』ってずっと言っていて、向こうも僕のシュートチェックに来ていたんで。ドライブから何かまず生み出そうっていうふうにやっていたんですけれど、やっぱりゴール近辺でのインサイド選手相手に対するフィニッシュ力がまだまだだなっていうふうに感じて。そこでうまくいかなかったんですけれど。まぁ、そのドライブを見せた分、今度、ちょっとシュートを打ちやすくなったんで、結果オーライっていえば結果オーライかなと思います」
──A10の(ロードアイランドの)ジャレッド・テレルともマッチアップしていましたが、コート上で話したりしましたか?
「いや、あまり話はしていなかったんですけれど、懐かしい(感じでした)。あいつだけじゃなくて、デイトンの僕の1個上の彼(チャールズ・クック)もいて、ちょっと懐かしい顔ぶれと、同じコートでまた立てて、ちょっと昔を思い出した感じはしました」
──知っている選手がいると、サマーリーグという舞台であっても慣れた相手のやりやすさがあるのではないですか?
「そうですね。きょうは確かにそんな感じは少しあって、特に彼ら2人とも僕がマッチアップだったんで、大学時代から本当にやりあっていましたし。なので、なんか、大学を思い出すような試合でした」

■渡邊雄太■
1994年生まれ。香川県の尽誠学園卒業後、渡米。プレップスクールのセントトーマスモアでの1年の準備期間を経た後、NCAAディビジョンⅠのジョージワシントン大にバスケットボール奨学生として入学。4年間で134試合に出場(うち107試合はスターターとして出場)。今春卒業後、子供の頃からの夢だったNBA入りを目指してNBA登竜門のサマーリーグに出場中。

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