お客様を増やそうといくつも無料体験会を定期的に開催されていたAさんのお悩みは、有料のお客様が増えないというものでした。

有料のサービスに申し込みが無いのはどうしてなののか。

お話の中に『無料体験の時にだけ来る人がいる』という『思いワード』がありました。

契約に至らないと収益にならないですし、無料体験ばかりやっていたら赤字ですからお悩みは深刻になってしまいますね。

『無料体験があるので来てね』というお知らせでは相手側も『無料なら行く』となってしまいます。

この感覚はわかりますよね？

相手が『無料』に反応しているのはその人にとって無料が基準になっているからです。

Aさんの無意識は『無料』に来てくれる人に向けてお知らせしてしまっているんですね。まずは『無料から』それが良い事だと思っているので、お知らせを見たり聞いた『無料が良い』人だけが集まって来るのです。

本当に来て欲しい人に向けて、お知らせする内容を変えるのもいいですね。

先ずはどんな人にこのサービスを受ける価値があるのかを自分の中で明確にしていきます。
そのサービスを探していた人またはこんなのがあったんだ〜これ良いね！と気づきを与えるくらいにサービスの良さを言葉にするのはとってもオススメです。

それがなぜ今回は『無料』なのか？の理由もお知らせしてしまいます。そこまで絞ればそのサービスを求めていた人やある程度入会しようかな？と思っている人に届いていくようになります。

たくさんのチラシを撒いてその数%の見込み客に来てもらうやり方よりも、ちょっとでも不満や不安を解消したいと思っている人に向けた内容でアピールした方が時間も労力も少なくて効果が高いというものです。

そしてこれが核となるのですが「そもそもなぜこのサービスなのか」です。

喜ぶ顔が見たいから

という言葉が出てきたらやはり要注意ですよ。

喜ぶ＝無料・低料金

という価値観を持っているとどうしても『無料で』の発想から抜け出せず同じ事の繰り返しになってしまうからです。

これがいつまで経っても無料好きを引き寄せている一因なのです。

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