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キャリア支援をしている学生に一言申したい

自戒も含めて今回初めて投稿するのですが。

この時期になると、ベンチャー企業のインターンの集客をしたり、後輩のキャリア面談をする大学4年生がちらほら現れます。

他でもない、僕もその中の一人です。

もちろん自分の経験を後輩に伝えたい、何か貢献したい!という気持ちは多いに結構だと思いますし、今までのスーツで6月に解禁、という意味不明な就活よりはかなりいいスタイルだとは思います。

しかし最近思うのは、学生のアドバイスが我流すぎるのでは?ということです。

とある就活イベントで3年生が某ベンチャー企業Aの内定者に向かって、

「もし今の時期、先輩が自分の立場だったらどういう軸を見て企業を選びますか?」

という質問をしていました。そしたらその内定者は、

「絶対A社以外考えられない!だって圧倒的成長させてくれるし、俺もう役員候補だし、、なんたらかんたら、、、」

というただの自慢話。

めっちゃ最悪だと思いました。

当たり前ですが、就活初めたての学生は、僕たちのような先輩が、呼吸するのと同じくらいの感覚で軽く言った言葉ですら傾聴し、咀嚼して明日からの行動の糧にするのです。

という事実を、多くのキャリア支援系学生は軽く受け止めすぎだと思います。

もちろん今回横で聞いてたソイツがたまたまやばすぎたのかもしれなく、バックにいる大人の厳しい教育を受けて後輩のアドバイスをしている学生もゴマンといます。

しかし一部の、学生だけがノリで立ち上げて、企業への紹介マージン目当てに念仏のように「ベンチャー最高!」「これからの時代ベンチャーで圧倒的成長しないと食ってけないよ!」と無責任に連呼する学生団体などの存在が、ベンチャーの企業の就活を悪いイメージに持って行ってるのも事実です。

大げさな表現になるかもしれませんが、僕たちの発言が簡単に就活生の人生を左右してしまう、という事実は全員共通で認識すべきか、と。

さらに言うと、学生は働いていないのだから、後輩に向けて「教育」するのではなく、共にキャリアを「共創」するという気持ちで臨んで欲しいなと。

そんな事を最近思いました。




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