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ほんとはAが起きてBでCになった

(本格的に画像が底を尽きたので渋谷で撮った適当な写真を貼ります)

わかっている。ほんとはそういう順番で、しかもBには別角度からの要因D、Eも関係している。さらにAの前提として実は重要なイベントA -があって、しかもAの時点でほんとはCの前段階であるC -も始まっていた。おそらく正確にはそうだ。全部言えば因果関係もすっきりする。それに、ほんとはわかるとそこそこ面白いところなのだ。だからわかっちゃいるけど…でもこれ全部描いてたらいつまで経っても本題に入れない。
第二話はのっけからこれに苦しめられた。いやいや全部さりげなく描いちゃえばいいじゃん。冗長だったりギクシャクしてるようでもドキュメンタリーみたいな感じが出て案外良くなるんじゃん?自分はそういう不器用な感じの進行結構好きだし…そんなふうに思っていた時期が自分にもありました。でもやっぱり無理っぽい。降参した。何よりも自分が耐えられない。そんな、神主がどーした、こーしたなんて知らない人は興味ない。神主と聞いた途端にレッツゴー陰陽師の動画に頭が占拠されてしまうし、実効支配?桜尾城?鏡山城?知るか〜いみたくなってしまう。実際、2年くらい前にプロットを考えてた時の自分はそうなっていた。鏡山城と銀山城と神辺城をよく混同していた(全部3文字である)し、多分そんなもんだ。キャラが立ってるのは吉田郡山城と月山富田城くらいだ。銀山城も最初に佐東をつければまあまあキャラは立つ。とまあこんな感じだ。なので、結局自分としてはどうやって端折るか、最低限と思われるカードの中からさらに断捨離みたいな鬼のような基準でカードをゴミ箱に投げ捨て残ったやつを無理矢理接着するみたいな作業に勤しむ羽目になった。時系列もすいませんほんとは前後してるよね、でもそれだと話がもったりし過ぎになってしまうから許してねみたいな。でなきゃもう大幅に構成を変えて本格的に実録タッチにする他ないのだろうが、そんなガッツは全くないし、自分がやりたいことでもないような気がする。歴史を説明することは弊漫画の本題ではない。
こんなときは私が唯一観ていた大河ドラマである花の乱のことを思い出したい。以下ネタばれなのでこれから見る予定がある人は以下↓に挟まれた部分は読まないでほしいが、

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つまりあのドラマでは富子が少女時代に別人と入れ替わっていたり、勝元が浮浪者になったり、宗全がいきなり切腹しちゃったり、義隆のおじいちゃんが突然新幕府を開きかける羽目になったりするのである。

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こんな花の乱のことを思えば大抵のことは許されると勇気を持つべきである。え?うまい人がやるからいいのであってお前みたいな下手くそが言うなって?ストーリーのためにわざとフィクションを入れるのとお前が苦し紛れで歴史をいじくるのとでは話がまるで違う?まあ、それを言われたらぐうの音も出ないのだが、いいじゃん、どうせ…趣味でやってんだし(投げ槍)。

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