不動産・建設会社勤務

父が亡くなってからのその後・・・

半年後、求職活動をし、一部上場企業の不動産・建築会社の事務職に内定。

銀行時代、電話も取ったこともなく、お茶くみをしたこともなく、ほぼほぼ何も分からない新卒状態・・・"(-""-)"

あの時代、パワハラ・モラハラが日常化してて、毎日支店長が営業の男性に怒鳴っていたのを毎日聞きながら、でも自分の与えられた仕事量が多すぎてあまり気にならなかったような・・・。私も入社時は色々やらかし怒鳴られたりしたけど、その後気に入られ大事にしてくれたなー。

事務職も男性・女性の区別はなく、同じ給与、昇給で遣り甲斐はすごくあった。朝から何百万円のお金を数え、一日の出納入力伝票量も何百枚。
この時、簿記を勉強してて良かったと実感してた。
振替伝票、決算もあったけど簿記が分かったから難なくそれは困らなかった。
小口は勿論1円でも合わないと帰れない。火災保険も月末は何千件をチェック、代理店収入を計上。すごい量だった。
月末月初は日が変わのが当たり前だったけど、同じ課の6人位皆帰れないから苦でもなく。帰るのに1時間かかるから睡眠時間が3時間とかの日もまんざらでもなく( ノД`) でも深夜残業って何だか楽しかった(笑)

出納、支店の勤怠管理、保険、契約書等一つでも間違いがあるとポイント制で課全体の賞与に関わるから皆必死に黙々と大量の仕事をこなしてた・・・。

給与は、固定給、残業代、ボーナス、業績賞与とで銀行時代の何倍もあって、早く帰れる日は大体飲みに行ったり、3日以上休みがあると海外旅行へ行ったり。
業績賞与を北海道まで行き1回100万円位現金で貰えた時は正直、金銭感覚が狂った・・・。
しかも支店の毎月のノルマを達成すると、一人5万円の食事をほぼほぼ毎月。1人5万円コース料理なんて使いきれないから、毎月料亭やホテルでコンパニオンさんを呼んでわんちゃん騒ぎ。
フォアグラ、トリュフ、高級ステーキ・・・一通りの高級料理はその時毎月食べてた。 

思い出しながらこれ書いてると何だか悲しくなる。だって一番充実してて楽しかったから・・・。

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