今回 映画「Begin again （邦題:はじまりのうた」で使われている「Lost Stars」という曲と出会った話をしたいです

⚠️映画のネタバレを含みます⚠️

この日、僕は連休で実家に帰っていたので、家族で映画でも見ようと、TSUTAYAでDVDを何枚か借りました
その日はだらだらしてなにも見ずに寝て、朝目覚ましがわりに食器でも拭こうかなと思いました

まだ家族は誰も起きてなかったので、ウォークマンにイアホンをして「Maroon 5」のアルバム「V（ファイブ）」を流す。シャッフル再生で「Unkiss me」が終わり、次の曲が流れ始めると、アコースティックギターが流れ始めました

そこで流れたのが「Lost Stars」でした。

お、なんかこの朝の感じとマッチするなと思いリピートして３回聞く。

昼前に、そろそろ昨日借りたDVDでも見るか。
となり、借りたうちの３枚から「Begin Again」を取りました。

映画が進んでいくとまず、主人公の交際相手がアーティストボーカルの役がアダム•レヴィーン。あれ！と思って進んでいくと、主人公のグレタ（キーラ・ナイトレイ）が
シンガーソングライターで自分のために曲をつくっては歌っていたのですが、そこで「Lost Stars」の原作版のようなアレンジで出てくるのですっ！

あれっ！これ朝聴いてハマったやつじゃん！なんでなん？すごすぎんか！なんか今日そういう日か？この映画とはこんなふうに出会う運命だったんや！

さらに後半のシーンでデイブ（アダム•レヴィーン）が他の女性と仲良くなってしまい、グレタに知られ二人は離れていきます。グレタは、デイブにLost Starsの楽曲をデイブが歌うことで世に出ていくのを認めているが、アダムのポップなアレンジには否定的。

ラストシーンではデイブはグレタが大事と気づき、ライブに招待。そこで歌ったLost Starsはグレタが曲に乗せた思いがよく表現されているバラードのアレンジに変わっていました、😂

このLost Starsの歌詞です

Please don't see
just a boy caught up in dreams and fantasies
お願いそんな風に見ないで
ただの空想ばかりの夢見がちな少年じゃない

Please see me
reaching out for someone I can't see
こう考えてほしいんだ
僕は見えない君に手を伸ばしているだけって


Take my hand - Let's see where we wake up tomorrow
この手をつかんでくれ ねぇ明日はどこで一緒に目覚めよう？

Best laid plans - Sometimes are just a one night stand
完璧なプラン でも一夜の関係って時もあるよね

I'd be damned - Cupid's demanding back his arrow
あぁだめだ失敗した キューピットが矢を返せって言ってる

So let's get drunk on our tears and
さぁ 乾杯し酔いしれよう 僕らの涙に
　
[Chorus]
God, tell us the reason youth is wasted on the young
あぁ どうして?
どうして若い時は青春を無駄にしてしまうんだろう

it's hunting sason and the lambs are on the run
狩猟シーズンは 子羊たちが駆け回る

Searching for meaning
なにか意味を探し求めて

But are we all lost stars - Trying to light up the dark？
だけど僕らは消えかけの星
暗闇を照らそうとすることしか出来ないの？

この話のメインメッセージはグレタの人生と音楽の価値観
についてです。グレタが、作ったときは「輝かしい成功」と「自分の納得する人生」の間で戸惑うグレタの人生を惑星にたとえて表現されています。

一方デイブが歌う際にはいったん気が迷ってしまったが、やはりグレタのパートナーとしての素晴らしさに戻りたいと願う様子が、歌詞に載せられています

サビの部分では、

グレタは成功したいがそれが全てではないことを薄々感じて夢を追いかける方法を考えているような、

デイブはいっときの感情で壊してしまった関係性を嘆き、
宇宙のことを表現することで、自分の力ではどうすることもできない様子や運命論が強調されています。

若干グレタの方は解釈がむりやりなところもありますが
笑😂

音楽って僕みたいな素人からすると、その音楽の素晴らしさというよりも、その曲との出会い方に結構ハマり度が左右される気がします。そんなわけでこの曲には思い入れがあり、下手くそなギターで練習したりしてました🎸

ちなみこのときのアダム•レヴィーンですが

自身の浮気により破局したあと主人公の大切さに気づき再度アタックする役柄だったが、微妙に当時の本人とリンクしていた

映画が撮影された2013年ごろ、現在の妻ベハティと破局したアダムは他のモデルと交際したが、翌年にはベハティと復縁、映画が公開すると共に結婚しています

というわけで好きな曲と出会えた話でした🤸