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辞めるという決意

昨日、某人気アイドルグループが活動休止というニュースを聞いて

驚かれた方も多いと思います。

活動休止とはなっていますが、一時は辞めるという決断を

下したという趣旨の発言がありましたね。

辞めるとはとても勇気の要る決断なんです。

周囲から見れば、「突然辞めるなんてどうしたんだろうか?」

などと考えると思いますが

辞めると表明した本人からすれば

突然では無く、前々から辞める事を心に決めているという

ケースが多いんです。

学校にしろ会社にしろ非営利的活動にしろ

辞めるというのは重い決断。

それは当人も重々承知の上です。

人・モノ・金

全ての流れを絶ってしまう事になりますからね。

ましてや、それなりのポストや役割を担っているのであれば

尚更。

しかし、それでも辞めるという決断をするんです。

理由は人それぞれだとは思いますが

多い理由の一つが

「日常に疲れてしまった」

と、言うのが多いですね。

因みに僕が会社を辞めた理由の一つもこれでした。

毎日、決められた事をするのは精神的に辛いものです。

ライバルとの競争もあります。

それが10年20年と長期間続くのであれば精神的疲労は

募っていくばかりでしょう。

一時的な休息だけでは解消されません。

いつしか「現実から逃げたい!!」という衝動にも駆られたりします。

日々積み重なる小さな変化なので、周囲は気付かないものなのです。

なので、もし「辞めたいんですけど…」

と、当人から相談された場合は何も聞かずに

現状から解放させてあげた方が最善の策なんです。

無責任という声もあります。

が、人は責任を背負ったまま生きてはいけません。

長い人生どこかで必ず疲れます。

尊重すべきは社会のルールや秩序ではなく

その人の生き方・人生なのです。


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