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銀蝿一家祭〜予想の斜め上をいくどえらいお知らせ

なんともどえらい爆弾が投下されたものだ。予想の遥か斜め上をいく情報に震えながらこのコラムを書いている。

Johnnyからのお知らせが11/1、11/11、11/21と1のつく日に3回あるとは前情報として聞いていた。その第一弾となるお知らせが発表された。なんと、銀蝿一家祭開催のお知らせだ。こんな嬉しいお知らせが届くとは正直考えていなかった。これだけのメンツが集まったことはもちろん、あの当時そのままのロゴがまた更なる興奮度を増す要因となっている。

横浜銀蝿40thが期間限定での活動がスタートした頃は、当然ながら銀蝿一家祭も復活するもんだと思っていた。けれど、時間が経つにつれて、銀蝿一家祭の開催は難しいと感じざるを得ない状況だった。

大輔は歌を歌ってる感じはなかったし、紅麗威は2018年以降Twitterのつぶやきもなく、もしかしたら解散してる?と思うくらい情報がなかった。麗灑さんは引退したって聞いたし、薫くんは自分のライブハウスが営業できない危機に直面していたようで、歌を歌ってる場合じゃない感じがしていた。

そして実は40thのメンバーに「一夜限りの銀蝿一家祭の開催はありますか?」と質問したことがあって、その質問にメンバーの反応がとにかく微妙で、「まぁ、機会があったらねぇ…みんなそれぞれ活動があるし…」って感じで、思わず聞いてはいけないこと聞いちゃったかな?と思うほどの反応だった。それ以降、銀蝿一家祭の夢は自分の心の中に封印していた。

現在行われている40thのラストツアー"バハハ〜イ集会"の番外編に紅麗威が共演することは、もしかしたら今回の銀蝿一家祭の伏線になっていたのかもしれない。ここ数年、まったくといっていいほど活動をしていなかった紅麗威が突然の活動再開。番外編で見れるだけでも感動ものの出来事だった。今回の銀蝿一家祭に出る弟分や妹分の中には、今でも色褪せない40thのライブや活動を見て、「もういっちょやってみるか!」と触発されたメンバーがいたとしても不思議ではない。

今回の銀蝿一家祭のメンツを見て、やはり哲太と小百合ちゃんにも出て欲しいって声が多い。もちろんオレだってそうだ。でも、欲を言ったらキリがない。出れない人にも事情があるわけで。集まれる人がいるだけでこっちは幸せだ。ただ、哲太や小百合ちゃんが1曲だけ飛び入りで参加するなんてサプライズも可能性がないわけではない。そこは少しだけ期待しておこう。

なんたって横浜銀蝿ですら今回の40thで初めて生でライブを見たのだ。他の弟分だって生でライブを見ていない。たまたま見たことあるのが小百合ちゃんだけだ。そう考えると、銀蝿40thの活動はもちろん、発表された銀蝿一家祭開催なんて夢のまた夢で、その夢が実現することがたまらなく嬉しい。チケットさえ取れれば、席なんてどこでもいい。その空間にいたいのだ。

いよいよ次の日曜日に銀蝿40thと紅麗威の共演を見てくる。銀蝿一家祭前哨戦ともいえるこのライブ。紅麗威がどんなライブを見せてくれるのか?ブランクを感じさせない演奏を聴かせてくれるのか?楽しみで仕方ない。個人的には中学生時代の憧れツートップだったJohnnyと桃太郎が同じステージに立つという、考えるだけで泣けてくるような夢の共演だ。

当時はもちろん銀蝿に憧れていた。さらにいうと銀蝿一家の存在がたまらなく好きだった。銀蝿一家はあの時代の若者にとっての現象だったといえる。銀蝿に追いつけ追い越せで次々と出てくる弟分や妹分。一世を風靡したツッパリスタイルの枠を越えて、とにかく勢いのあるファミリーだった。そういったファミリーのような軍団は、当時でいうとジャニーズか石原軍団、もしくは銀蝿一家という感じだった。

1982年のレコード大賞の特別賞に選ばれた銀蠅一家。確かあの時は「横浜銀蝿とその仲間たち」として受賞した記憶がある。レコード大賞に選ばれた歌手でさえも歌うのは1曲だけだ。けれどこの時の銀蝿一家はメドレーだったとはいえ、Johnny/$百萬BABY→嶋大輔/お前だけ I LOVE YOU→麗灑/ Rock'n Roll 恋占い→紅麗威甦/好きさ好きさ好きさ好きさ好きさ→T.C.R.横浜銀蝿R.S./あせかきベソかきRock'n Roll runの5曲をぶちかましてくれた。あれは見ていて最高に誇らしい気分だったことを覚えている。今回の銀蝿一家祭でもまたあの時のようなメドレーが聴けるのだろうか。


この歳になって、銀蝿一家祭に参加できる(まだチケットはゲットしてないが…)なんて想像していなかった。40thが始動してから、どんどん当時の夢が実現していく。そんな夢の実現を心から楽しんで、一生の宝とする。40th解散までもう日がないが、彼らは出来ることは全部やってくれそうな勢いだ。オレ達はそれに乗っかって、最後まで笑って突っ走る準備はできている。

まずは日曜日の紅麗威のライブを堪能してくる。そこで銀蝿一家祭が開催される実感が湧くのだろう。正直これを書いてる現時点ではまだ銀蝿一家祭が開催されるという実感はないのだ。信じられないというのが正直なところ。

最初のお知らせからこのとんでもない発表だったとなると、残りの2回のお知らせがどんなものになるのか?今から楽しみで仕方ない。Johnny社長、期待して待っていてもいいですよね?


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