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チャリティフリマを続ける理由

チャリティフリーマーケットをはじめて、かれこれ20年近くになります。
きっかけは、勤務先が介助犬支援を始めたことでした。
「支援って何をすればいいんだろう?」
というところからのスタートだったので、
あらゆることを考えた中の一つが「チャリティフリーマーケット」でした。


2008年に開催したチャリティフリーマケットの様子

勤務先は不動産会社ですので、
最初は、新築マンションのモデルルームに展示していた雑貨・小物で不要になった物を販売し、売上の一部を介助犬の関連団体に寄付しました。
格安でおしゃれ雑貨が手に入る!ということで大人気に。

続いて恒例の社内行事で、モデルルームの雑貨に加え社員の持ち寄り品を販売。
介助犬の社内認知アップの役割も果たしました。
現在では、本社所在地の地域を巻き込む大フリーマーケットとなりました。

正直、面倒で大変なことが多いです。
第一に、商品集めとその管理。
買っていただけなければ意味がないので、魅力的な商品を集めねばなりません。
第二に、値付け。
高すぎても安すぎてもいけない。
値切りを楽しむ方もいらっしゃいますので、
こそばいい値付けができると面白いです。
実は、「いくらでもいいから・・・」と預けられるのが一番困ります。
手間暇かける割には大きなお金になることはなく、
街頭募金や社内外に呼びかけて寄付金を募った方が手っ取り早かったりします。

しかし、続けている理由は・・・と考えてみると、
生来の貧乏性と、何より喜んでくれる人がいるということかなと思います。
今日も、半年前に勤務先が運営するシェアハウスで行なったイベントで、
近隣の方が寄付してくださった食器をせっせと洗いました。
埃まみれでそのままでは売れないと思ったからです。
「不要だったら破棄してください」と委ねられたのですが、
そういうわけにもいかず、一度は販売にトライしようと思っています。
今どき、こんな刺身皿使う人がいるんだろうか?と思いつつ、
お皿がピカピカになる様子を楽しみました。

もう使わない人がいる一方で、それを手にして喜ぶ人がいます。
「いいの?!こんな安くて。すごく嬉しいわ」と満面の笑みで帰っていかれる。
そして、その売り上げが誰かの役に立つ。
その「循環」が嬉しいのだと思います。

来る5月26日(金)~28日(日)。
勤務先が有する商業施設の一角で、
店舗会主催による「チャリティフリーマーケット」が開催されます。
今回は、宝塚市こども食堂への寄付となります。
多くの笑顔に出会えることが今から楽しみです。
(その前に、大量の品物の値付けがあるのですが・・・)

【アピア3 第4回チャリティフリーマーケット】
日時:2023年5月26日(金)~28日(日)10時〜18時
場所:アピア3 1階奥イベント会場
  (兵庫県宝塚市逆瀬川1丁目13−1)
問い合わせ:アピア3店舗会事務局 tel 0797-74-1707


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