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横森理香のエイジング日記(22) 「他人事ではないブレーキの踏み違え💦」


 前回の「エイジング日記」をつけてから、集英社のウェブマガジン「アワエイジ」のアンチエイジング取材が始まり、数年がたってしまった。
 その間、更年期対策と若返りの数々を体験取材したせいか、老化が止まっていた、むしろ若返った感がある。
  肉体的にも、以前より写真写りもいいし、我ながら、トシを感じさせない(笑)。今ではほぼ毎日、「ベリーダンス健康法」を教えるか、ヨガ、ピラティス、太極拳を習いに行っているので、体調はすこぶる良く、痛いところもない。
昨年の九月を最後に生理もないし、ほぼほぼ閉経といったところ。連載も一冊にまとまり、「コーネンキなんてこわくない」として売られている。更年期まっただ中、また、これからの方はぜひ手にとって欲しい。

思えば、「エイジング日記」をつけていた頃は、更年期の大団円だった。51歳で卵巣嚢腫破裂を二回経験、三回目の手術入院の前後、病院と治療院通いが日課のようになってしまっていた。
それが今では、日々ボディワークで健康をキープしている。精神的にも落ち着いて、やっと、これからのことを考えられるようになった。
これから、というのはつまり、残りの人生のことだ。長生きしてもあと数十年。年とともに一年が経つのはどんどん早くなっている。高齢出産で産んだ子供ももう十五だ。きっと、あっという間に数十年は経ち、人生は短いものだと実感するのだろう。

 そんな中、同世代の知り合いが急死する知らせが相次ぎ、昔は人生五十年と言われていた所以を感じる今日この頃、私のエイジングも進んでいた!!
なんと、初めてブレーキを踏み違えたのだ!

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