大森葉子/編集者

出版社勤務・雑誌編集者歴20年。 linktr.ee:yoko_omori /inst…

大森葉子/編集者

出版社勤務・雑誌編集者歴20年。 linktr.ee:yoko_omori /instgram:yokomorix

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大人世代が「おしゃれ迷子」から脱出する方法を考えてみた

ファッションを軸とした大人世代のwebサイトを運営していた。体型やライフスタイルの変化に戸惑いまくる時期である。好きだったおしゃれに向き合うことに、気が重くなる。ほとんどの人がそのトンネルの中に入った途端、急におしゃれから遠ざかる。仕事や家事、育児に時間や体力を奪われ、おしゃれする意欲が減退する時でもある。 延べ人数7000人くらいの方に会ったと思う。基本的には、おしゃれが好きな方たち。とにかく彼女たちを見てきて、言葉を交わしてきた。それらをザッと振り返り一気に書いてみる。

    • 「推し」とは?

      記録。 ジェーン・スー“奇跡の推し活エッセイ” ラブレター・フロム・ヘル、 或いは天国で寝言。 Amazon Prime Video『キラー・ビー』で考える、絶対にやってはいけない“推しごと”7 「推し疲れ」経験者は7割!逃れられない「推し疲れ」の実態とは? 悪意と嫉妬とマウントが充満する現代社会で「推し」は最大のデトックス 被害者を責めたり誹謗中傷したりすることではなく、タレントの方々が自分の人生をオーナーシップを持って歩めるように、応援すること。

      • ストリーミング・バブル

        記録。 映画『AIR』 NETFLIX 『ザ・プレイリスト』 最終話で、未来予測として描かれるのは、アーティスト側への搾取問題。 音楽会社「ガンマ」 =======

        • METGALA2023

          記録。 At the Met Gala, old clothes are the newest thing https://www.washingtonpost.com/lifestyle/2023/05/02/vintage-met-gala-red-carpet-lagerfeld/ リベラルのダブルスタンダード

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          雑誌以外のお仕事2022『愛するということ』

          書籍と漫画漫画の主人公とEXITりんたろー。さんに共通していたのは、圧倒的な素直さ。「愛は技術。音楽、絵画、医学…などの技術と同じ道をたどる必要がある」「愛の問題は、愛される問題ではない。愛する能力の問題だ」と説いたのは、エーリッヒ・フロム(『愛するということ』)なわけだが、「この2冊はそんな内容になったなぁ」としみじみ。   365日メルマガ配信紙の365日・日めくりカレンダーの写真と添えられた言葉とともに、神崎恵さんのメッセージを365日メルマガとして配信。動画は月1

          雑誌以外のお仕事2022『愛するということ』

          〜そして、松本は王になる〜お笑い備忘録

          最近見たYouTubeと聞いたpodcast。それぞれ今年いちばん面白かった。奇しくも、どちらもお笑いのこと。ライターの西澤さんは近著「女芸人の壁」の中で芸人さんのことを「感覚のアスリート」と評していたが、本当にお笑いから社会を見るのは楽しい。 景気とコンテンツの関係。〜たとえば、テレビと電通のこと〜 景気(広告費)が、いかにコンテンツに影響を与えてきたか、がよくわかる。雑誌を20余年つくってきているが、まさに似たようなところもあるし、語られているテレビのことより景気への

          〜そして、松本は王になる〜お笑い備忘録

          『自分を大切にする練習』で伝えたいこと(インタビュー&寄稿文)

          いつも取材している側だけれど、今回は「していただく」側。媒体の特徴に合わせ、いろいろな切り口から取材いただいた。カテゴリーしづらい本(著者は「自伝的自己啓発エッセイ美容本」と紹介!?)になっているので、各メディアそれぞれの視点は興味深い。 インタビューオリコン/新しい笑いのかたち EXIT結成前の苦悩から現相方との出会いを中心にした再生ストーリー。 お笑いナタリー/相方。芸人として 「芸人として活躍する」ために。 ダヴィンチ/一冊にこめた覚悟と思いやり 容姿いじり

          『自分を大切にする練習』で伝えたいこと(インタビュー&寄稿文)

          続・書籍編集者の「編む」以外の仕事

          これから書籍づくりに携わりたい方(版元や部署、扱うジャンルでも異なるかと思います!)や、自分の備忘録として前回の投稿の続きを書きます。 届けるメディア取材を仕込む メディアにゲラをお渡しし、取材のお願いを。各メディア、抱えている読者層が異なるため、それに合わせた切り口の提案もしたりします。取材場所のセッティング、当日の香盤作成、取材後の原稿確認、記事配信のスケジュール調整などもこれに含まれます。 今回は、人気芸人りんたろー。さんが著者ということもあり、取材依頼がとてもス

          続・書籍編集者の「編む」以外の仕事

          【書籍編集者の「編む」以外の仕事】一冊の書籍を送り出すまで

          発売まで、11月11日に発売する芸人りんたろー。さん初書籍『自分を大切にする練習』を担当している。 普段、雑誌の編集者をしているのだが、はっきりいって作業がかなり分業されているところがある。書籍では、編集部で分業している作業のほとんどが自分ひとり作業になるので、その度に「やること多すぎる!」とおののいている(年に1冊ペースの担当なので、毎回、新鮮におののいている自分もどうかと思う苦笑)。 企画し、著者に原稿をいただき、デザイナーにレイアウトを発注し、内容を編集する。それら

          【書籍編集者の「編む」以外の仕事】一冊の書籍を送り出すまで

          制作現場より

          本が一冊できるまでの過程もわかるように公式アカウントを動かそうと思っている。 手元に届くまでのワクワクが倍増しますように‼︎

          EXITりんたろー。初の著書『自分を大切にする練習』11月11日発売

          情報解禁されました。 VOCEでの連載『りんたろー。美容道』を並走して2年。この秋、一冊の本『自分を大切にする練習』に結実します。 芸人として二度売れた男の苦悩と奮闘の全記録 編集している立場で言うのも何ですが、芸人エッセイとセルフケアメソッドが絡み合う、トリッキー?な一冊になっております。とても真摯に執筆いただきました。読むと、りんたろー。さんのパブリックイメージが覆るのではなかろうか? 11月11日発売です。 【本人コメント】 「『自分らしく、健やかな毎日を過ご

          EXITりんたろー。初の著書『自分を大切にする練習』11月11日発売

          EXIT りんたろー。本、つくってます

          先頃、結婚報告があったEXIT りんたろー。さんの書籍をつくっています。 やっとおぼろがながら全貌が見えてきました。なかなか他では見られないような1冊になるんじゃないかな、と思います。 僭越ながら、以下がりんたろー。さんとずっとご一緒している理由です。 というわけで、美容メディア『VOCE』で美容連載をしているりんたろー。さんの本は、いわゆる想像されるような美容本ではなく、りんたろー。さんの生き様本です。美容に興味がない方も読んでいただける内容になるかと思います。 た

          EXIT りんたろー。本、つくってます

          『POP YOURS』ヒップホップのこれから

          幕張で2日間、開催されたPOP YOURS。1日目は配信で、2日目は現地で。 日本のHIPHOPシーンを盛り上げていこうとするアーティストたち( ralphの「ポップになる気はない。けどアンダーグラウンドでメシ食えないラッパーになる気もなくて。じゃあどうするか。アンダーグラウンドな奴を増やしにここにきた」的なMCがとりわけ良かった)。これらのアーティスト、この世代たちに託されてるんだなぁ、としみじみと。 なんといってもAwitchは圧巻だった。ジェンダーを持ち出すのは野暮

          『POP YOURS』ヒップホップのこれから

          『VOCE7月号』野田クリスタル美体&ニューヨーク宣材

          本日発売日。仕込みの4月はゴールデンウィーク進行の他、テレビ企画とのコラボなどの仕込みが重なり、本当に記憶がないくらいに目まぐるしかった。無事に発売。 マヂカルラブリー野田クリスタル 美体グラビア グラビア撮影の前に、事前にトレーニング風景を取材。本当にストイックで、すさまじい集中力。スケジュール調整が難しいであろう多忙の中、あれだけの身体をつくりこめるのは本当にすごい。 発売1週間前に公開。 この記事はすぐに大反響に。 4日前には撮影風景とトレーニング風景の動画を

          『VOCE7月号』野田クリスタル美体&ニューヨーク宣材

          推しを見つけたよ!? 久しぶりのキャンプフェス

          久しぶりのキャンプフェス。キャンプ自体も久しぶりすぎて準備もおぼつかない。 キャンプフェス参加は、2020年9月開催のハイライフ以来。今、読み返してみても、あの頃の気持ちが思い返され、苦しい。 去年、参加したのは都市型フェスのサマソニだけ。 昨年のフジロックは、主催者側も参加者側もかなりの覚悟求められていたことも思い返すと、さらに苦しい。 「私は、新しいアーティストのキャッチアップをほぼフェスでしていたんだなぁ」と痛感していた、この3年でもあった。 ========

          推しを見つけたよ!? 久しぶりのキャンプフェス

          思春期=『私ときどきレッサーパンダ』

          (instgramより転載) “思春期あるある“てんこ盛り(特にヲタ属性の方)。“母娘あるある“もてんこ盛り(特に母親が厳しかった方)。ナイフみたいに尖りがちで、自分の中の何かが破裂しそうになる、あの頃をポップに描ききってるのが偉業。さらに、生理の話をがっつり入れたのも偉業。 いつの間にか折り合いをつけて大人になったわけだが、まだまだこの感じ、自分の中に残っているなぁなんて思いつつ。自己受容から相互理解は始まるよね、と思いつつ。 ガールズムービーにして、女三世代物語。

          思春期=『私ときどきレッサーパンダ』