日本画展巡回展搬入とインド近代作品展鑑賞

画像1 こんにちは!陽子絵画制作室です。今朝、お向かいの家のひさしに猫ちゃんがちょこんと座ってこちらを見ていました。
画像2 今日7日は3月5日まで明石市立文化博物館で開催していたSDGsの各目標がテーマの「未来へつなぐ日本画展」の連盟会員作品の巡回展搬入が神戸市の元町駅北側にある兵庫県公館でありました。巡回展は3月10日(金)から5月12日(金)まで開催されます。会員数名と県の職員の方々が協力して45点の作品をスペースぴったり展示できました。写真はその一部で一番右下が私の作品です。
画像3 私の選んだ目標は「飢餓をゼロに」で、遠い国のことではなく、自分達の事として捉え、海外や遠方からの流通が止まっても困らないように、家庭菜園のウコンで「自給自足」、地域の豆腐店の手作り厚揚げと油揚げで「地産地消」を表現しました。厚揚げと油揚げは三角形なのでピラミッド風に描きました。日本の食料自給率は低すぎると常々思います。海外主導で今まで日本で食べられていなかったコオロギ食を奨励するのは大変危険だと思います。蜂の子は馬籠で、蚕のサナギは韓国で食べたことがあり、これらは昔から食べられているので安全だと思います。
画像4 搬入後は神戸市立博物館で「インド近代絵画の精華」ナンダラル・ボースとウベンドラ・マハラティを鑑賞しました。二十数年前に1年間留学した西ベンガル州のヴィシュワバラティ大学の偉大な画家、ナンダラル・ボース先生の作品に感動しました。インド独立前から独立後にベンガル派という画家達によって描かれた水彩画やテンペラ画です。横山大観、岡倉天心、荒井寛方らの日本画家とも交流があり、お互いの国の技法(日本画から学んだウォッシュ等)やモチーフを取り入れた日印交流作品が生まれたのです。読んでいただきありがとうございました。

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