絵画サークルで銀箔焼き付け実験

画像1 こんにちは!陽子絵画制作室です。今日は明石の絵画サークルがありました。出かける前に昨日絵の具を塗っておいた麻紙に銀箔や親和金箔(銀箔かアルミ箔を金色に着色したもの)を貼りました。サークル会場で、一昨日のワークショップで硫黄で線描きした貝殻の絵を銀箔の上に被せてアイロンをかけると線描き部分が真っ黒に転写されました!親和金箔部分は黒くなりました。
画像2 日本画の生徒さん方にもご紹介して試していただきました。コピー用紙に好きな絵を描いて、その線を硫黄液でなぞり、乾かしてからアイロンをかけると黒だけでなく茶色や青色、紫など変化のある色合いになりました。親和金箔部分は変わりませんでした。
画像3 薔薇を描かれた方も同じ方法で銀箔にも転写されました。親和金箔部分に硫黄液で直接描いた部分は変化が見られませんでした。
画像4 私も昔飼っていた愛犬を思い出して新たに描いて転写すると、銀箔部分は色々な色合いに、親和金箔部分は真っ黒になったところもあれば、全然変化しないところもありました。変化しない部分は多分箔の糊を塗った部分のようです。
画像5 今回雲丹亀先生から習った銀箔を硫黄で焼くという技法を忘れないうちに日本画を描く生徒さん方にもご紹介できてよかったです。試行回数が増えると更に色々試してみたくなり、私にもためになりました。改めて「教えることは学ぶこと」を実感しました。帰り道にオレンジのランタナが満開に咲いていました。読んでいただきありがとうございました。

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