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Weekly落合洋一:Withコロナの世界

4月9日のNewspicksでのWeekly Ochiaiは、落合洋一さんに加え、冨山和彦(経営共創基盤CEO)さん、シン・ニホン著者の安宅和人さん(慶應SFC/ヤフーCSO)、宮田裕章さん (慶應義塾大学医学部教授)、斎藤祐馬さん(デロイトトーマツベンチャーサポート社長)、佐藤昭裕さん(感染症専門医/KARADA内科クリニック院長)という、豪華メンバ。

豪華すぎて、これ正月特番じゃないんだから。ウェブバナーが、もう劇場版アベンジャーズ感ある。落合さんがNews Zeroにでたり宮田先生がクロ現に出ていたりするけれど、テレビではこのような闊達な議論は難しい。研究室にお邪魔しているようなテンポの良い会話。

緊急事態宣言は二週間で収束すると考えている人もあるかもしれないが、実は年単位で進む、と安宅さん。時代は「アフターコロナ」ではなく、「Withコロナ」つまりコロナとの共生をベースに考える時代に。

確かに、2002年のSARS、2015年のジカ熱と、感染症の脅威は10年に一度は訪れている。その度にマスク争奪戦が起こり、ワクチンだ隔離だと大騒ぎするものの、ピークが終息すると忘れたように元通りの生活スタイルに戻ってきた人類にとって、今回の全世界で蔓延した未知のウィルス、コロナと共に生きる、つまり「感染症が常在するライフスタイル」を考える最後の機会になると思う。(いや、むしろこれを最後にしたいという意味で)


Withコロナの世界では、何が起こるのか。


コロナフィルターをかけて周囲を見てみれば、「当たり前」が「アリエナイ」に変わる。「三密」である、オフィスの高層ビルやチームごとの「島」は…?肩を寄せ合いごった返すカウンターの居酒屋も、満員のライブハウス、ある程度の距離感をもっていないと心地よさが保たれない。通勤の満員電車は、満席の新幹線は、病院の待合室は…?

消費者の「アリエナイ」は新たなニーズ。Beforeコロナ時代の建築も輸送業界も、要件を整理し大きな変革が必要になる。Withコロナ時代では、従来の高額物件の価値は下がり、壮大な共有空間のリフォームや換気空調の設備投資が行われるだろう。感染症につよい社会を形成するとともに、経済面でも新たな需要や技術開発を促進するものである、という期待と希望も提示された内容だった。

アーカイブも見れるのでぜひじっくり視聴してもらったらと。

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