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「ケト食生活」で「ケトジェニック」を使い「ケトーシス状態」にする方法

 どのように「ケト食生活」で「ケトジェニック」を使い「ケトーシス状態」にしますか?

 具体的には、脂質はケトン体を作りやすく、炭水化物(糖質)はケトン体を消す方向に働き、タンパク質はその中間です。
 したがって、脂肪が多く炭水化物(糖質)が少ない食事を摂取することにより、ケトン体を体内で生成させることができます。

・ケトーシス状態・とは体のエネルギーとして脂肪を燃やしている状態です。

 主に糖質から得られるグルコース(ぶどう糖)が枯渇しているとき、代わりのエネルギーとしてケトン体が作られ、脳みそをはじめとする各臓器のエネルギーとして利用されます。

 血糖値を適切に保つために、糖新生が肝臓でおこなわれます。
 これは脂肪やアミノ酸(糖質が多い食生活なら乳酸)などからグルコースを十分に作り出す仕組みです。人間は本来グルコースを過剰摂取するように出来ていません。

 血糖値の急上昇をおさえるホルモンはインスリンのみしかありませんが、"低血糖から体を守るホルモン"は、グルカゴン、アドレナリン、コルチゾール、成長ホルモンなど複数があります。

 ケトーシスであるためには、低糖質・中たんぱく質・高脂肪の食事が必要です。

・低糖質で高脂質の食事ってどこかで聞いた事ありますね!
・通常の食事よりも糖質摂取量を抑え、高脂質な食事がケトン食の特徴です。

 またケトン食をとりいれることで、体内に蓄積されている中性脂肪をエネルギー源にする「ケトン体回路(ケトジェニック)」のスイッチが入る効果が得られます。

ケトジェニックとは?

ケトジェニックダイエット(Ketogenic diet)は、非常に低い炭水化物と高い脂肪を特徴とする食事療法です。このダイエットは、体がエネルギーとして使用する主要な燃料源を炭水化物から脂肪に切り替えることを目指します。

通常、私たちの体はエネルギーを得るために主に炭水化物(特にグルコース)を使用します。しかし、炭水化物の摂取量が少ない場合、体は代替燃料源を見つける必要があります。ケトジェニックダイエットでは、この代替燃料源として脂肪が利用されます。

体が脂肪を主なエネルギー源として使用すると、肝臓は脂肪を「ケトン体」と呼ばれる物質に分解します。これらのケトン体は、脳を含む体の各部位でエネルギーとして使用されます。この状態を「ケトーシス」と呼びます。これがケトジェニックダイエットの名前の由来です。

この食事療法は、エピレプシーの治療に初めて使用されましたが、その後、肥満、2型糖尿病、メタボリックシンドロームなどの治療にも使用されています。しかし、ケトジェニックダイエットには副作用もあり、長期間のケトジェニックダイエットは栄養素の欠乏や心臓病のリスクを高める可能性があるため、医療専門家の指導のもとで行うべきです。

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