【あゝ無情】士業が学習にお金をかけないことのリスクとそれによってこれから生まれる属人的能力、収入の超絶格差
横須賀輝尚です。
また士業にとってはセンセーショナルな報道です。
手続きを主体にした士業への死の宣告みたいなものでしょう。頭の上にカウントダウンが見える人は要注意。まあ、宣告を受けたことに気づいていない人もいるみたいですけど。
それを受けた私のポスト。
なぜメイドが?!という方は、こっちを眺めておいてください。擬人化プロンプト(人格プロンプト)が得意なわたしです。
これを受けて、1通のメルマガを書きました。これ、知っておいてほしいので一部加筆修正してnoteで公開しておきます。
たぶん、全部値上げになる。
さて、この約2年。私自身、体調不良の問題もありましたが、生成AIなんかも出てきていよいよ時代は変わっていると感じています。
そして自分自身が開業してから21年、22年目。変わったことも、変わらなかったこともあります。
いくつか思うところはあるのですが、情報の入手について。
私が開業した2003年当時、士業の経営や営業に関する情報なんてネット上にはほとんどなく、いわゆる開業本と呼ばれる本が数冊世の中に出ている程度でした。
だから、より良い情報を手に入れるには、お金を出すしかなかったわけです。
書籍、セミナー、コンサルティング。過去のLEGALBACKSの成功者も口を揃えて
「自己投資に何百万円つかったかわからない」
というのは暗黙の了解みたいなもので、おっといま別にここで
「自己投資が大事だよ!」
「だからうちのセミナー受講しろよ!」
って意味合いはゼロじゃないんですけど、そういう煽り文句として受け取ってほしくなくて。
簡単に言うと、過去の成功者はみんなお金を出して知識とノウハウ、経験を買ってました。
一方で、いまはというと情報はめちゃくちゃ溢れてます。YouTubeを筆頭に、noteなどのブログ、X(旧Twitter)やInstagram、Wikipedia。別の言い方をすれば、お金を出して知識やノウハウ、情報を手に入れるっていうのはもはや主流じゃない、あるいは主流じゃなくなっていくのかもしれません。
そりゃ、費用を一切払わず情報が手に入るのですから、そりゃ無料に越したことはない。
ただ、老害と言われること覚悟で言わせてもらえば、無料で情報を取っているうちは思うような成功をするのは極めて難しいでしょう。
まずは情報の質です。
おびただしいほどの情報量があり、無料で手に入るのは良いんですが、結局こういった情報にはフィルターがかかってないんです。
真偽すら怪しい。そして、これらの情報は責任を取ってくれるわけでもない。無責任空間なわけです。もちろん、有料講座だからおんぶにだっこで何でもやってくれるわけじゃありませんが、有料で提供している以上、一定の責任はある。
商業出版なんかも同じ。いま、多くの人が本を読みませんが、商業出版は出版社というフィルターを通ってます。だから、一定の基準はクリアしている
ことになります(中にはとんでもない本もありますけど)。
つまり、無料とはいえ不確かな情報をもとに学習するということになってしまうわけです。
そして、何より精神的な負荷がないことも、無料媒体はあまりよろしくない。
過去の成功者が自己投資をしたって話をしましたが、その多くの人が
「中には、無駄な投資もあった」
と言います。
かけた費用の割に効果がなかった。そういうことです。効果がなかったものがあるのに、成功した?というのはおかしな話。
でも、この発言をする人は、要は「お金を支払ったことで後に引けない環境をつくれた」ってことを意味して言っているんです。
資格試験で予備校行った人なんかも何十万円と自己投資をして逃げられない環境をつくったわけでしょ?それが「合格」みたいなわかりやすいゴールがないとできなくなってしまう。ビジネスに正解はありませんからね。
無料媒体です。
いつでも見られます。
これって、いつ勉強するんでしょう?
少なくとも、私はそんな強い意思は持てないです。だから、お金がない時代からなんとかひねり出してセミナー等に投資し、逃げられない環境をつくってきたからいまがある。
私も無料配信やるのですべての無料がダメだとは言いません。しかし、無料媒体って誰でも手に入るものであって、知識の差別化にはなりにくいわけです。
だから、成功したければ自己投資すべき、というのが私の考えであり、これはもう法則と言ってもいいくらいのものですが、世の中の流れは「無料」。
きっと、大きな流れとしてはコスパとかタイパとか言って無料学習ハックとかそういう流れなんでしょう。
生成AI時代を生き抜くには徹底した属人化能力を身につけることが大事。でも、世の中はそういう流れになっていない。
これに気づいた人はきちんと学習し、成長していけると思いますが、気付けないといつまで経っても「その他大勢」です。
そして、費用を支払ってでも学びたい人と無料で賄いたい人が分かれてくれば、必然と有料の情報は高額化してきます。
だって、支払う人が少ないわけですからね。これはうちの問題というか、
世の中の情報提供をしている人・会社のすう勢でしょう。
本当に希少で貴重な知識はそのうちもう手に入る金額ではなくなっていくのかもしれない。
少なくとも、私の読者であったらそのことは知っておいてほしいし、どんな判断をするにしても、この前提は忘れないでいてほしいです。
パワーコンテンツジャパン株式会社
代表取締役 横須賀輝尚
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