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まちの人たちに話を聞いたりしながら撮影する「岡崎カメラがっこう」の『カメラを持ってまちに出よう!』(前編)に参加してきました

2019年1月19日(土)は、カメラを持ってまちに出て、まちの人たちに話を聞いたりしながら撮影する「岡崎カメラがっこう」の『カメラを持ってまちに出よう!』(前編)でした。この日に「岡崎カメラがっこう」で撮影された写真は、Instagramの「#岡崎カメラがっこう」から見ることができます。

岡崎と小豆島と真鶴と

今回の「せんせい」は、小豆島カメラの三村ひかりさん(左)と真鶴出版の川口瞬さん(右)です。

三村ひかりさんは、岡崎市出身で高校まで岡崎で過ごし、大学から名古屋へ。2012年に旦那さんのおじいちゃんの地元小豆島に移住し、旦那さんと共同で「HOMEMAKERS」を立ち上げ、野菜の栽培と販売のほか、自宅である築120年の農村民家を改装し、金土でカフェを営業しているそうです。そして、写真を通して小豆島の魅力を発信する小豆島カメラのメンバーでもあります。ちなみにジンジャーシロップめっちゃ美味しいです。

川口瞬さんは、神奈川県真鶴町で出版業と宿泊業を両立させた、泊まれる出版社「真鶴出版」というユニークな事業をされている方です。川口さんが出版業をされていて、パートナーの來住(きし)さんがゲストハウスを営んでいるとのこと。川口さんが真鶴町へ移住してゼロから仕事を作る過程を載せた「小さな町で、仕事をつくる」によると「地方に行くなら、真鶴がいいよ」とMOTOKOさんの勧めがあったからだとか。真鶴町には「美の基準」というデザインコードがあり、マンションなどの建物がほとんどない、昭和の懐かしいまち並みが残っているそうです。真鶴出版に宿泊するとまち歩きツアーも付いてくるそうなので、これは泊まりに行かねばです。

お二人の話を聞いていて、まちの魅力を伝える情報発信に対して、小豆島や真鶴町に来て欲しい、なんなら住んでほしいとその目的がはっきりしていると思いました。そしてそれを受け入れる体制がカフェだったり、宿泊施設だったりして、サイクルが綺麗に整っていてすごいと思いました。ここに行けば、三村さんや川口さんに会える。そんな場所を持っているって素晴らしいなと思います。

写真を撮る < コミュニケーション

前回のトークイベントで、ひかりさんも1時間以上話し込んでから撮影するという話をしてくれたのですが、川口さんも全く同じことを言っていたのが印象的でした。カメラはあくまでツールで、写真を撮ることを目的にしない、コミュニケーションをちゃんととることの大切さを改めて話していただきました。ちゃんと仲良くなった中で撮れる人の表情があるんだなと思います。

なんだかんだカメラというプロダクトはテンションが上がる

参加者にはオリンパスさんから「OM-D E-M5 Mark II」と「M.Zuiko Digital ED 12-40mm F2.8 Pro」というレンズを貸していただきました。本体もさることながら、全域2.8のレンズが個人的にテンションが上がってしまいました。

ひかりさんからカメラの基本的な使い方のレクチャーをしていただき、会場のwagamama houseさんでまずは試し撮りをさせてもらいました。カメラで撮った写真を、オリンパスのアプリでスマホに転送するなどの練習も行いました。

お弁当を綺麗に撮影するために、明るい場所に移動して撮影するという一手間をかけるひかりさん。さすがです。

2チームに分かれてまち歩き

午後からは、ひかりさんチームと川口さんチームに分かれてお店の人に話を聞きながら撮影を行うまち歩きです。僕は川口さんチームで、連尺通りのLa Himawari(ラ ひまわり)さん、ams.(アムズ)さん、正長刃物店さんに伺いしました。

お店の人にお話を聞いたりしながら撮影したまち歩きがどんな様子だったかは、Instagramの「#岡崎カメラがっこう」をご覧ください。

Instagramにアップして講評会

撮影から帰ってきて、撮った写真をスマホ経由でInstagramに「#岡崎カメラがっこう」とつけてアップ。撮影した人がなぜこの写真が魅力的だと思ったか話をしながら紹介しあいました。

普段なかなか行けないお店に行けただけでなく、まちの人には和やかに受け入れてもらい大変ありがたかったです。まちの人とコミュニケーションを取りながら撮影するということがまだまだ手探りな部分もありましたが、次回もより良い写真が撮れるように、コミュニケーションをしっかりとって写真を撮りたいと思います。

「岡崎カメラがっこう」実践編は、次回、後編に続きます。