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ただのフリーターがマンガ原作者になるまで。その111

「テセウスの肉」のあとがき的な

昨年秋くらいだったか。アイデアとしては、その頃生まれたと思う。もしも、人間と人間の体が少しづつ入れ替わっていったら、という妄想から始まった。
そこから、女性の恋人がストーカーと入れ替わったら面白いな、という発想が生まれ、徐々に今の形になる。途中、卒業制作で「UNDEAD×UNKNOWN」に取り掛かったので、間は空いたがそれでも構想含め1年以内で完成に漕ぎ着けることができたのはよかった。
今回は、初めての長編小説、初めてのホラー小説だった。新鮮なことばかりだったように思う。執筆はまるで長い旅路のように思えたし、ホラーについて考えては「怖いってなんだ?」と考えを巡らせることも少なくなかった。
まあとにかく、新しいことに挑戦し、迷走し、転げ回った1作である。拙い部分も数多いが、是非とも読んでいただきたい。
水村ヨクトの長編ホラー小説「テセウスの肉」。

水村ヨクト


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