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【黒歴史】学校で吐血した話

ご機嫌!カプセルホテルマニアだ。
今日は、自分の黒歴史をnoteしていく体当たり企画だ。うわーとかうえっとかキモがらないで、
海のように広い心で読んでいただけると嬉しい。

これは、私至上No.1の黒歴史である。
時は、小学3年生。
私は、大変好奇心旺盛なじゃじゃ馬娘だった。
うちの学校は、エリート学校で右向けば医者の息子
左を向けば弁護士の娘、振り返ればパイロットの息子というような環境だった。
一方で私は、普通の家に生まれたので
余計に私のバカさ加減が浮き彫りとなっていた。
このことを前提としておいて頂きたい。

そして事件は起こる。
小学3年生になると、
ボールペンを持つことが許された。
当時の私からしたら大変嬉しいことで、ボールペンをたくさん使ってめあてやまとめを書いたり、教科書に線を引いた。

ボールペンを眺めているとふと思った。
「この赤の上にある透明な部分って固まってるのかな?どのような素材でできているのだろうか?」と。

黒丸で囲ってある部分が問題となっている透明な部分

疑問に思ったからには解決しないといけない。
それが学習というもの。
まずは、隣の医者の息子に聞いてみることにした。
「この赤の上の部分ってなんだろう?」
「うーん分かんない」
医者の息子でも分かんないのか。私より頭いいのに、
じゃあ私が第一人者として、彼らに教えてやらねばと
思った。

どうすれば、透明な部分を取り出すことができるだろうか。ハサミなどで切って取り出すには透明な所まで刃先が足りない。
そうだ!吸えばいいんだ。そして、ギリギリのところで止めて、ハサミで切ろう!
そう思ったが運の尽き。

私は、インクの部分を取り出し、勢いよく吸った。
やばい薬物中毒者のように。
そしたら、赤インクが口から溢れ出した。
同時になんとも味わったことのない苦ーい味がした。
苦いので、ぺっと吐き出すともうそれは、吐血したのと同じ。周囲は騒ぎ出す。
「先生カプセルホテルマニアさんが血を吐いてます」
「キャーーー」「せんせーーーーい早く!」
「大変だ!すぐ保健室の先生に連絡して、隣のクラスの先生読んできて」
「大丈夫だ!すぐ保健室の先生来るから、安心して」

もうここまでいくと、
「血じゃないんです!赤のインクなんです」なんて言えない。
取り敢えず、周囲のなすままに保健室の先生に連れられて保健室に行った。
これは、嘘がバレるのも時間の問題。
相手は、吐血対処のプロだ。
私は「すいません。なんか血みたいになっちゃったんですけど、普通に赤のインクです」
普通にの意味がわからない。
保健室の先生からしたら普通がリアルな血で
赤のインクを吐露する奴はマイノリティーである。
しかし、吐血のプロは赤インク吐露にも冷静に対応してくれて事なきを得た。
いや、黒歴史となったので事なきは得てないのかもしれない。

保健室から帰り、
クラスのみんなは何も聞いて来なかった。
机の上に置かれた赤のインク部分をみて悟ったのだろう。
いや、いじってーーーーーーーーもう、その優しささえ心苦しい。

医者の息子!透明な部分は苦いで!!!と心の中で言った。


追記 noteを書くにあたって、透明な部分はなんなのかと検索したところYahoo知恵袋にも同じような質問がありました。でもネットの力に頼ろうとするのではなく自分の力で調べようとした当時の私の方が、
同じバカの中でも上ですよね。 
は?壮大なは?

ここまで読んでくれたあなたが大好きです!!
当時の黒歴史を成仏させるにはみなさんのスキが必要です。押してね♡

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