「のんのんびより」というアニメが面白くて見ている。１期から見始めて、２期の「リピート」、劇場版の「ばけーしょん」も見て、現在放映している３期の「のんすとっぷ」まであっというまに追いついた。

ネタバレなしで軽く説明すると、全校生徒わずか5名、超がつくほどド田舎な村で生活する子どもたちの日常系アニメ。

一条蛍というのは登場人物の名前で、東京から転校してきた小学5年生女子。だが見た目は20代前半にしか見えないほど大人びている。

そしてこの子、見た目は普通だが中身は狂気じみている。好きな先輩のぬいぐるみを大量に自作していたり、それにロボットを埋め込んで喋らせたり動かしたりしては楽しんでいる。

好きな先輩と同じ寝袋で寝るために、先生を寝袋に上下逆さで突っ込んだりもしていた。

かと思えば公共の電車内でパパに膝枕をしてもらい、夕ご飯前にお菓子を食べても良いかをねだって、許可を得ると「パパ大好き！」と甘い声を上げる。なんてけしからん女だ。

だがそれもまたいい。僕はこの一条蛍が推しだ。人は多少狂気じみているほうが魅力的に見えるものだ。