ノンバイナリー

時は流れるもの、時代は刻一刻と変わっていく。
私が学生の時にはなかった言葉が最近広まってきている。
ノンバイナリー。
男女どちらでもないまたはどちらでもある第三の性だ。
現在、カナダを始め多くの国でジェンダーに第三の選択肢が認められてきている。また、同義で使われているXジェンダーという言葉は、日本独自に使われてきた言葉のようだ。

私のように男女曖昧な自認の人にとっては、公的書類で第三の性を記入できるようになれば非常に嬉しい。
また、男女という区切りではなく、人として認め、愛してもらえることは人生の幸福感に繋がるものだ。

以前noteに書いたデミセクシャルという言葉も最近聞くようになった。
私は女に生まれたが男女曖昧な存在で、男女問わず仲良くなった人の中から特定の一人に対して恋愛感情が芽生えてくる。
そんな自分を再定義するなら、ノンバイナリー、デミセクシャルが合うと今は感じている。

一人の人と深い繋がりを持つということは、友だちや仲間などでもなかなか難しいものだ。
それに、ノンケ(異性愛者)の人が多い中で、自分を理解してくれる人を見つけるのは容易ではない。
私のような人間でも合うとすれば、自分と似たようなタイプの人か、私という存在そのものを丸ごと受け入れてくれるような包容力のある人だろう。
やっと最近、私は私で周りに合わせなくてもいいのだと分かってきたので、これからは自分らしく生きている誰かと繋がれたらいいと思う。

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