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複業(副業)フリーランスな生き方したくて、実践者のリアルを聞いてきた(トナシバ)

「幸せに働く」ってなんだろう?と疑問を感じる私。

サラリーマンは確かに安定しているから気楽に人生を過ごせるかもしれない。でもこれからは終身雇用制はほぼないと言っていい時代。しかも残業禁止で残業代は削られ、副業は未だ禁止だったり。また通勤ラッシュや、報告のための仕事、時には嫌な人間関係、こういう積み重ねがストレスとなり、「辛い毎日」ではありませんか?   しかも働きあげたあげく、行く末がリストラだったら、、、なんてこともなりかねませんよね。

そんな悲しい結末を考える必要なく、そこから解放される自由な働き方、複数の会社を横断的に働いたりする「複業フリーランス」なる生き方がいよいよ必要なのではないか?
会社にぶら下がる人生よりも、自分の今までの経験と人間力で、会社に属さなくてもフリーな立場で会社横断的に動く、刺激的である意味プロフェッショナルなワーキングスタイルです。

昨日は、そんな複業フリーランスの社員シェアリングをサービス提供している、トナシバのセミナーに参加、複業・副業をしている実践者のリアルな声をきいてきました。

トナシバとは?

トナシバとは、個人と会社の仕事での新しい関係性構築を支援する「社員シェアリングサービス」。(「隣の芝が青い」からこの名前なんですね)

個人は会社や仕事を自分で選べて自分主体で働ける、一方会社の方は経験ある社員を気軽に雇えて、外部人材が「越境」してくることで、会社ごとのムラ・ムダなど自社で気づかなかった視点をもらいながら、自社の課題のサポートをしてもらえる。そんな「社員シェアリングサービス」を提供する会社です。

サービスをうけて実践している社員の方々の勤務形態は様々。
   ・フリーランスで嘱託社員x2社
   ・正社員 週4日 +副業週1日
   ・通常正社員+副業(時間特になし) 
まだ試行錯誤な時期なだけにいろいろなやり方でやっているようです。

もちろん、個人にとってそのような生き方は決して楽ではありません。全て自己責任でやる必要があるし、会社が守ってくれる訳ではありません。経費精算や申告だって一人でこなさなければならない。ただ、それ以上に会社や人間関係に拘束されることなく自分主導で仕事を動かせ、自分の「幸せ」な人生を送れるのではないでしょうか?

複業・副業実践者が語るリアルな声

昨日はこれが聞きたくて行ったのですが、登壇者が三者三様でケースが違ったので視点が広がりました。私が一番興味のあった「複業」のリアルを聞くことができました。

<トークの内容の一部と私の気づき>

対談の内容を一部抜粋しながら、複業実践者のリアルな声と、私なりの気づきや行間の言葉(>>)を書いてみました。具体的に参考になる内容が沢山でした。

◇やりたい働き方に挑戦する気持ち

蓑口氏:ダブル正社員として、日本で初めて実践していました。やりたい仕事と住みたい場所が違うことに問題意識を持っていたので、自分でダブル正社員という働き方に挑戦しました。今は週4社員、週1で地元のフリーランスをしています。 
>>「ダブル正社員」とはどうやってなるものかわからないがとりあえず常識外。日本の法律が追いつかなくて折り合いがつかなくて働き方を変えたそうですが、失敗恐れず、これくらい「自分の舵を振り切ることが大切」だってこと。

◇会社が違えばやり方がちがう

坂根氏:トナシバ先の企業では、喋り方一つ違うことに驚きました。転職先が見えていたので、他の会社で働いたことを良い経験でした。「私は転職できない」と不安もありましたし。でも意外とやれることが分かるんです
>>会社が小さな会社が多くて文化が違うからこそ、振る舞いも変わってくるらしい。でも、坂根さんの話を聞いていたら、その気があれば意外とやればできるものなのかも。

◇仕事に対する意識の変化

高橋氏:正社員と複業の違いもお話しします。正社員時代も当事者意識も強かったつもりですが、フリーランスとして独立して営業して契約してみて分かったことがあります。「価値貢献をしっかりしないと切られる」と焦ることがあり、会社には守られていたと気づきました。
>>複業フリーランスだからこそ、しっかりしたパフォーマンスを出す意識が高まってくるということ。ある意味「プロ」な働き方へ変われるし、仕事の成果が自分主体に移ってくる。

◇給料(仕事)の単価設定について

高橋氏:「フリーランスになります」と周りの人に言ったら「値付けはどうするんだ?言い値はだめだ。自分がこれくらいと思うことのやや高めに設定しなさい」と言われましたね。 
>>ここは盛り上がった。ああ、「言い値」はダメなんだ。自分の価値を自分で決めろってこと。会社に慣れるまで3ヶ月はかかるから、試用期間をするとか、いろいろやり方はあるらしい。(3ヶ月で自分も会社の良し悪しを見極められる)

◇「ボス」が誰なのか?ということ

蓑口氏:私も複業しながらも迷いながら走っています。まず複業の場合はボスが自分、正社員は上司がいます。さらには期限が違います。クライアントによっても期限が区切られています。一番違う点は、働くひとを選べるかどうかです。複業は誰と働くかを選べます。 
>>自分の仕事を管理するのは自分。仕事や一緒に働く人を選ぶ主体も全て自分にあるということ。複業には「責任」はあるが「選ぶ自由な権利」があるということ。

◇異文化で働くという現実

蓑口氏:失敗しない複業はなくて、異文化を楽しむ期間として最初の数ヶ月を使うと良いかもしれません。この違いを楽しめれば、複業が向いているはずです。
坂根氏:それ分かります!Slackの使い方など仕事の進め方も会社によってまったく違うんですよね
>>毎回の複業を「遠足のように」楽しめるかどうか?ってこと。はっきり言って行ってみないとわからないし、それぞれの違いを楽しめる度量は必要。

◇ワークライフバランス

高橋氏:今は19時には家にいる生活をしています。在宅で働くこともクライアントと共有しています。
蓑口氏: 時間管理は永遠の課題ですね。失敗はつきものですし、何を失敗と定義するかが大事です。自分の成長は失敗を乗り越えた先にありますしね。
>>事前に雇用契約が大切だそうだ。週x日、在宅勤務あり・なし、xx時帰社などなど。そうしたら時間を減らして自由に働けるようになる。
あと「
時間管理」、みなさん永遠のテーマみたいです。仕事は中毒性があるから、適度なところで終わらせることが大切。

◇仕事の探し方について

蓑口氏:勝手に応援しているとすぐに仕事に繋がらなくても、半年や1年スパンで連絡が来ることもあります。
高橋氏:発信を継続することは、履歴書にもなると言えます。名前も顔も社名も出して発信し続けていると、引っかかってくれる人がいるんですよ。 
>>「人」の御縁が大切なんだなと感じました。あとはオウンドメディア発信して自分をアピールしておくことが必要なんだな、と。

◇キャリア(スキル)チェンジの転職複業について

私の質問:これまでのキャリアから変えたいのに、(転職エージェントが過去キャリアからしか見ないから)なかなかチャンスが見つからないというジレンマがあります。
高橋氏:35歳転職限界説なんてありますけど、やりたいことがあれば表明することです。それで自分から勝手に始めて、その過程を発信するんですよ。
>>自分自身の決意表明を発信することが大切だ。最後はやり切るコミットをするかどうか。

ざっと、こんな感じのイベント討論がなされていました。

やっぱり1stペンギンになっていくには、「失敗を恐れずに一歩踏み出す」「実践あるのみ」「やりながら修正してゆく」ことなのかなと。

最後に重要なこと。コミットすること、自分発信することが大切なんだなぁ。そして、現状の転職エージェントは過去スキルでしか見ないが、トナシバで複業実践者たちは人とのご縁から仕事(案件)を獲得してきていること。アンテナ張って、使える「いい人」でなくっちゃ!というのが必要なんですね。

もう数年したら当たり前になるかもしれないが、その前に先頭群のチャレンジャーとして、さあ、わたしも一歩踏み出してみよっかな。。。

「複業」「副業」について真剣に考えている方、参考になったら嬉しいです。


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