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湯煙の立ち上るモナコ?? 2ヵ月熱海に住んでの感想とおすすめスポット紹介!

こんにちわ、冒険者の夜舞です。

今回は熱海に2か月住み込んで働いていた僕が熱海って町と近隣のおすすめスポットを紹介しようと思います。

バイトそのものに関するお話はこちら。

さて熱海と言う街は関東では有名ですけど、関西では聞いた事はあるけど…
って地名度の街だと思います。
なので関西人の僕がしばらく住んで感じた熱海って町について語ってみると、案外新鮮なのではないかと思って語ってみる事にしました。

熱海に興味がある人もない人もお付き合いくださると幸いです。

熱海とは?

熱海と言うのはどこにある街かと言いますと、静岡と神奈川の県境で箱根と伊豆半島の境目にある伊豆半島が本州にぶつかってできた海沿いの街です。
なので熱海って言う街は一言で言うなら

湯煙の立ち上るモナコ

と形容するのが最もよいのではないかと個人的には思っております。

海沿いから見るとよく分かるのですが、とにかく熱海って町は海のすぐそばに山が迫っていて非常に住める面積が狭い。

ヨーロッパ地中海側でよく見たあの地形そっくりです。

それで山側に高級ホテルが乱立していて山の高い場所に重要な建物があり、柑橘類が斜面に大量に植えられています。
なので世界中からセレブが集結するモナコ公国にいるような気分になりました。

しかしそれはあくまで海側から見た感想であって山側に登って熱海の街を見下ろすと、別府ほどではありませんがかなり湯煙が立ち上っているのを見る事ができます。

なので湯煙の立ち上るモナコって表現がぴったりだと僕は思っております。

海沿いから見ると山が近くて高層ホテルが乱立しているのが分かります。
山側から見るとモナコって言うより別府。それなりに湯煙見えます。

熱海の特徴

熱海という街はざっくり言うと湯煙の立ち上るモナコなのですが、もうちょっと細かく見て行くと次のような特徴を色濃く持っている街であるという事ができます。

晴れの日が多くて温暖

僕が住んでいたのは1-2月だったのですが、とにかく晴れた日が多かったというのが一番印象的だったと言ってもいいでしょう。

雨が降らない事はないのですが、ほとんど晴れてましたから非常に暮らしていて楽だったなーと。

そして熱海を語る上でもう一つ印象的だったのは、1月、2月って真冬なのにかなり暖かいって事実です。

住んでみるまで全く気が付きませんでしたが、とにかく真冬なのに暖かい。

その上熱海桜って言う1か月ぐらい咲いてる桜が丁度満開だった事もあって、冬の日本にいるって少し忘れてしまうぐらい春みたいな町でした。

1月なのに満開な熱海桜

古来からの温泉地

僕は関西の人間なのであまり詳しく知りませんでしたが、熱海って町はかなり昔から温泉地として有名だったみたいです。

街の至る所に昔から温泉が湧いていたって事は書いてありますし、海沿いの走り湯や梅園の伊藤博文の文など非常に歴史を感じさせてくれる物がたくさんあります。

なので、街そのものをただ歩いているだけでもそれなりに満足させてくれる街であったと言えるでしょう。

頼朝ゆかりの地

そして僕も熱海に実際に住むまで全く知らなかったのですが、熱海って伊豆に流された頼朝が挙兵した場所だったりします。

伊豆に流されたって事と、鎌倉を拠点にしたって事は知っていても熱海が最初の場所だったというのは知らなかった。

なので、街の至る所に頼朝ゆかりの場所や神社があるって言うのは歴史オタとして大変面白い街であったと感じる所です。

適当に歩いていて見つけた頼朝ゆかりの神社

坂ばっかりで歩き回るのはなかなか大変

とはいえ、熱海って町は基本的に海沿いのほんの少しの場所が平地になっているだけで大体の場所は山の上です。

駅から海に行くだけですらかなり山を下らないといけない。

大体の場所は山の上にありますので健脚家の皆さんでないと歩き回って観光するって言うのは難しいかもしれません。

なので熱海を楽しみたいならやはりエンジンのついた乗り物が必須であるというのが個人的に強く思う所です。

電車で行ってタクシー使えないって人にはかなり不便な街であるのは否定できない所なのでそこは覚悟して行ってもらいたい。

おすすめスポット!

ここからは僕的に熱海に行って行く場所に迷ったらここに行ってみるといい

って場所の紹介です。

大体お金いらないから比較的物価の高い熱海で温泉に入る以外でもそれなりに楽しいのではないかと思います。

サンビーチ

やはり熱海と言えば海!って事でサンビーチは外せないでしょう。

熱海の海は日本の海と思えないほど透明度が高く海外のようです。

その透明な海沿いから熱海って町を取り囲む山と乱立している高層ホテル群を見るとモナコみたいだなーって感じる事間違いありません!

熱海港の方まで歩いて行くと秘宝館って怪しい建物も立っているのでそれもなかなか乙な物ですしね。

小さなビーチですが、非常にきれい。そしてすぐそこが山

来島神社

サンビーチが海側の熱海だとすると山側の熱海を象徴する場所がこちら。

来島神社。

個人的には熱海駅から直接ビーチに行かず一度こちら側へ向かって歩いてからビーチ方面に行くってルートがおすすめです。

なぜなら

・熱海駅と高度があまり変わらないからそこまで坂登らなくていい。
・熱海の温泉街の上を通るから湯煙が立ち上っている姿を見る事ができる

って点で熱海が温泉地であるって事を明確に認識できるからです。

そしてこの来島神社って言うのは本州で一番大きな樹齢2000年越えの大楠が鎮座しています。

大楠を見ると神聖な物を非常に感じさせてくれます。
それに熱海全域を見守ってくれるような場所にあるから熱海で過ごす日々に関して祈るには丁度いい。

なので熱海で数日を過ごすのであれば最初に行って祈っておくといいでしょう。

樹齢2000年越えの大楠。見た目より遥かに太くてでかい!

玄岳

熱海の残念な所に一つに富士山が見えないというのがあります。

仕方ありません。

熱海を高い山が取り囲んでいるので流石の富士山も見れない…って諦めるには早いのがこちら玄岳。

登山口から大体1時間ぐらい登って見える富士山を含めて連なる箱根の山々が見える光景は非常に感動する物です。

振り返ったら当然熱海含めて伊豆半島の山が連なっているのも小田原方面に海岸線が連なっているのを見る事ができます。

登山道って言っても名前がハイキングってなってるぐらいなのでそこまで大変な登山ではありませんし、車で頂上近くまで行けるって話なので熱海に行かれて富士山が見たいならぜひ登ってみてください。

頂上からの眺め、富士山に箱根の山々!あまりに素晴らしい眺め

走り湯

熱海の駅からも街からもそれなりに外れるので行くのは大変ですが、熱海の温泉地としての歴史を感じられるって事でお勧めなのがこちら。

走り湯っていう温泉が湧きだしている洞窟。

温泉ってこうやって湧いてるんだなって地球の凄さと力をじかに感じられるのでもし時間があるようならぜひ行ってみて欲しい所です。

走り湯。写真ですら分かる蒸気に地球の力強さを感じます。

伊豆山神社

走り湯から延々と階段を上った先にあるのが伊豆って名前の元になったと言われる伊豆山神社。

伊豆に流された頼朝がこの地で源氏再興を祈ったという非常に由緒正しい神社です。

その上境内から見下ろす熱海湾と初島、更に奥にある伊豆大島まで見える景色はなかなかの物であると言えるでしょう。

ただし奥宮までは更にそこから1時間は登らないといけないのでそちらにも行きたいなら時間に余裕を持っていく必要があるのは辛い所。

京都の醍醐寺のようです。

後、熱海駅から歩いて行くとかなり遠いし、登ったり、降りたりかなりしますからエンジンついた乗り物必須というのはちょっと遠いよな…というのは残念な所ですね。

神社から見下ろす熱海と初島。ちょっと歴史を感じさせるのがポイント。

熱海梅園

来宮神社の近くにある梅園。

しかし別に近くって言ってもそれなりに登らないといけないので、麓から行くとなるとそれなりにしんどい。

熱海を歩き回る大変さを感じさるを得ません。

梅園そのものはきれいだというのは確かですが、京都や大宰府からするとちょっとしょぼいのに300円もするって言うのは残念な所です。

梅園の梅。桜と違って梅も良い。

熱海近郊

三島

熱海から静岡方向の電車に乗ってたどり着くのが三島。

火山の溶岩でできた街って事で町中至る所に毛細血管のようなきれいな小川が流れていて歩いていて非常に楽しい。

三嶋大社っていう大きな神社もありますし、富士山もばっちり見えるって事で熱海より案外こっちの方が観光向けだったりしてな…とか思ったり、思わなかったり。

なんでも水がきれいだからウナギが名物なんだとか。僕はお金なかったから結局食べずに終わってしまって残念でしたけど…

普通に歩いて見つかる川がこれだとするとかなりレベルが高い

沼津

大都会沼津!!

って事は別にない普通の地方都市で伊豆半島西側入り口。

駅も別にそんなに大きくないけど、まぁ地方都市としてはそれなりに栄えている街です。

沼津港も近いから魚介もおいしいし、富士山もばっちり海沿いから見えるのでなかなか歩いていて楽しい街ではあります。

駅周辺のラブライブサンシャインに耐えられるなら!

オタクとしてもちょっと恥ずかしくなるぐらい駅がラブライブサンシャインに汚染されていて何も知らずに行ったらちょっとえ…って初見ではなります。

そのうち慣れますが、駅も商店街もどんだけラブライブサンシャイン好きなんだよ…って思うほど至る所にポスターがありますからね。

沼津に住んでいる人は本当にこれでいいのかって思わなくもありません。

まぁ沼津のあの寂れっぷりを見るとまぁすがれる物にはなんでもすがりたいって気持ちも分からなくはないって言うのも分かります。

でも、こんな首都圏近い所ですら地方って言うのは大変なもんなんだな…とか思ったり思わなかったり。

沼津の海から見る富士山。雲が噴煙みたいでちょっとお気に入り。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

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冒険者の夜舞でした。

日々勉強!無知の知を自覚する毎日です。世界には知らない事が多すぎる。 スキ、フォロー、シェアして頂けると励みになります。