コロナによって失われたものも多いけれども、その中のひとつにアニメ映画の公開が延期されたことがあります。
ご存じエヴァンゲリオン新劇場版（新エヴァ）の最終章、『シン・エヴァンゲリオン』です。こういう状況なので致し方ないですが、大げさに言えば生きる希望であった、シンエヴァ。
まだ劇場公開日は未定ですが、今週NHKで新劇場版のエヴァが放映され、シンジの声優である緒方さんの呟きに心を震えました。

今回は新エヴァについて振り返っていきたいと思います。

蘇ったエヴァ新しいエヴァ

新劇場版『序』については１０回は行かないけれども５回以上は劇場に見にいきました。
当時何でそんなに夢中になったかと言えば、色々あるのですが、先ずはその映像の綺麗さ、CGのかっこよさです。
物語はTV版の第一話からTV版でいうラミエル撃破までなので、お話としてはよく知ったお話なわけですが、まぁー最終決戦の映像がかっこよかったです。
あの陽動の為の爆撃と迎撃する使徒。めちゃんこかっちょよかったです。

また、ストーリーについてもミサトさんとシンジくんのからみがすごくいいのです。
緒方さんもつぶやいたシーンでしたが、ヤシマ作戦前ミサトさんがシンジくんをセントラルドグマに連れていくシーンで手をグッと握るシーン大好きです。
さらには、二射目前の「待ってください！」で碇指令を遮ってシンジくんに任せるシーンやその後の「がんばってね」ですよね。
tv版からミサトさんに萌えている元少年ということは抜きにして、きゅんっといてしまうシーンです。

一番のお気に入りは

あと、細かいシーンなのですが一番大好きなシーンがあります。
その後の庵野監督のシン・ゴジラにも通ずるところがあるシーンなのですが、それはヤシマ作戦のシーンです。

電力接収のために走る自治体や、各種準備の為に飛び交う無線、第二射に向けて皆で必死にケーブルを引っ張ったり、機械を操作してたりする皆様。このような一人一人が大きな目標に向かって動く姿にグッと来てしまいます。
公開当時もまぁ気に入ったシーンで「細かくかかれてるなー」くらいには思っていたのですが、年を経れば経るほどよいシーンに思えてきます。

シン・ゴジラでもヤシオリ作戦（ヤシマ作戦との比較はいろんなところでされてますね）の準備の段階で、各省庁が民間企業と調整するシーンがあったりします。（これについて「政府側の頑張りしか描かれていない」という批判がありましたが、僕としては政府からの連絡を受ける「民間側の姿」も想像できて涙ぐんでしまいました）

さらに2019年w/wに各地で開かれたイベントで公開されたシン・エヴァンゲリオンの冒頭。パリ奪還作戦でも「この街を残したかったあなたたちの想いは引き継ぎます（合掌）」とのマヤちゃん。いや、マヤさんのお言葉。すでに泣きました。
何でしょうなー、そういうのと夕方のニュースでやっているカルガモ親子のお引越しに弱くなってるね。

取りあえず見返そう

NHKでの放送は昨日『破』が終わりまして、まさに今『Q』をやっております。（見ながら書いてる）やっぱりエヴァはいいなー。
そんなこんなで、昨日の『破』は見逃したので久々に見返そうかと思い、BDを久々に出してきました。
もちろん『序』も好きでしたが、ストーリー的に動き出す、『破』もいいですよね？
取りあえず、じっくり見返してみようかしら？

#エヴァンゲリオン #新劇場版 #エヴァ序