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「よみうりノート」をよろしくお願いします

こんにちは。読売新聞東京本社人事部・採用G(グループ)の田中洋一郎といいます。普段は、インターンの運営や採用活動などを通じて、メディア業界を中心に就活されている学生さんとよくお話ししています。

 さて、今回、新たな取り組みとして、「よみうりノート」を始めることにしました。若い世代は、新聞を読まない、と言われる時代です。就職活動を行う学生さんを中心とした若い世代に、新聞社の仕事についてもっと知ってもらいたい、というのがこのnoteの目標です。ただ、必ずしも新聞社への就職を検討している人に限らず、読売新聞の紙面や、読売新聞が企画するエンタメ分野などの様々なプロジェクトに関心を持っていただけたら、とも考えています。

 読売新聞は例年、7職種別(記者・販売戦略・広告・事業・経営管理・ME・DX推進職)で採用を行います。職種ごとに業務の内容は全く異なりますので、社員との懇談や、就業体験を含めたミニインターンを、それぞれの職種で多数開催しています。私たちはコロナ禍の中でも対面イベントを重視しており、年間で延べ数千人の学生が何らかのイベントに参加してくださっている計算になります。こうしたイベントを通じ、読売新聞社の雰囲気や仕事の内容に触れ、志望し、入社してきてくれるする学生も少なくありません。

 一方、インターネット上の発信はどうでしょうか。

 採用Gでは、Twitterのアカウントを運用しており、地方支局に配属された新人記者の執筆記事や、業務(ビジネス)職の社員が取り組んだプロジェクトなどを多数紹介しています。ツイートには、コンパクトに情報を詰め込めますが、字数に限りがあります。当然、執筆者の思いや現場ならでの苦労や工夫など、伝えきれないことがたくさん出てきます。

 そこから先の話はぜひインターンでお聞きください!と言いたいところですが、一部のイベントをのぞき、東京本社に実際に来ていただく必要が出てきます。首都圏の学生さんならともかく、遠方ですと交通費を捻出するのが大変、という方も多いでしょう。

 実は、内定者の学生さんからも、「ネット上で、学生が読売新聞について知るコンテンツが少ないと思うので、noteをやってみてくだい」と言われることが増えました。noteは更新がしやすく、読者も多い媒体です。メディアを中心に見ている就活生だけでなく、純粋な好奇心から報道機関についてもっと知ってみたい、という人たちにとっても、情報をお伝えできるような気がしました。そんな方には、このnoteを通じて、読売新聞に掲載される記事に関心を持っていただき、できれば将来の読者になっていただけたらうれしいな、と思っています。

 読売新聞は世界で最大の発行部数を誇る新聞ですが、一番の「売り」は、人だと思っています。採用Gが企画するインターンや説明会では、講師としてたくさんの社員に登壇してもらっていますが、その打ち合わせをしていると、こんなに優秀な人、面白い人がいるんだ、と素直にうれしくなる場面がたくさんあります。ですから、こちらのnoteでは、読売新聞を支える魅力的な人々を紹介していきたいと思っています。これからどうか、よろしくお願い致します。

田中洋一郎 2005年入社、取材記者職。初任地は長野支局。ネタの取れない事件記者として社会部に在籍した後、2018年から3年以上にわたり、ハノイ特派員として駐在。21年秋、人事部採用Gに異動しました。最近、仕事でうれしかった出来事は、内定者に、大好きなバンド「サニーデイ・サービス」のファンがいたことです。

ハノイ時代、取材で訪れたメコンのほとりで

※肩書は執筆当時のものになります。