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海を見に行こう!



日にちが過ぎて、暑い夏が始まった。乃木坂としても真夏の全国ツアーが始まってなかなか実家に帰ることが出来ず◯◯君に会うことも無く時が過ぎていった。

梅:……むぅ……

?:どうしたの、梅

梅:んー、最近◯◯君に会えてない……

?:◯◯君?

梅:あー、私の従兄弟?てかあんたは知ってんでしょうが

山:あー、あのあやめちゃんと同い年位の子のこと?

梅:そうそう

山:ね〜、その子に会わせてよ

梅:……えぇ〜

山:何よ、その顔(笑)

梅:なんか会わせたらダメだと直感的に思った……(笑)

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

そんな話をした日の夜、珍しく母親から電話がかかってきた。

梅:もしもーし

梅母:『もしもし、今大丈夫?』

梅:うん、今家だから。

梅母:『今度、福岡でLIVEやるじゃない?その時に◯◯と一緒に4人で行くから』

梅:え、来るの?

梅母:『うん。◯◯もそろそろ美波がアイドルなの知るのにいい機会かなって。本当は神宮にしたかったんだけどお姉ちゃんが福岡なら海近いよって』

梅:……

梅母:『ま、そういう事だから。あ、美月ちゃんと史緒里ちゃんによろしくね。◯◯もね美波に会いたがってるからもし良ければ次の日とか会ってくれないかな?』

梅:……1日目終わりなら時間あるから大丈夫だよ。2日目は次の日朝の生放送あるからさ

梅母:『分かった。夜にごめんね』

梅:んーん、全然。

梅母:『じゃあ最後に……はい』

◯:『……もしもし』

梅:もしもーし

◯:『あのね…頑張って

"みー姉ちゃん"』

梅:😳

梅母:『ま、そういう事だから頑張んなさい』

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