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『推しメンと結婚しました。』第8話 リクエストと夢



@ YuraYura_sekai ゆらゆら

お久しぶりです。今回は友人と妹からリクエストされたので弾いてみました。

アイドルの曲を弾くのは久しぶりでやっぱり色んな音が混ざってるのでピアノだと全然違いますね。

リクエスト自体はプロフィール欄のURLから出来るのでよろしければリクエスト下さい。(全てのリクエストに応えられるわけではありません)

【リクエスト】乃木坂46の楽曲を久しぶりに弾いてみた。(きっかけ〜君の名は希望〜あなたのために弾きたい〜何度目の青空か?〜サヨナラの意味〜泣いたっていいじゃないか〜せっかちなかたつむり)

youtu be/……

…………………………

@
妹ちゃんと友人ナイスすぎるんよなぁ

@youtu be/……

…………………………

@
妹ちゃんと友人ナイスすぎるんよなぁ

@
確かにアイドルの曲をピアノってあまりないよなぁ

@
上海のすぐ後にこの動画は神すぎるわ

@
友人と妹ちゃん絶対乃木坂好きやん(笑)


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動画を投稿してから、数時間後リビングに戻るとそこにはいるはずのない人物がそこにはいた。

絵梨花
「あ、やっと来た(笑)」

久保
「何やってたの?お兄ちゃん」

○○
「いやいや、何でここにいるの?」

久保
「たまたま事務所に行った時に居たから家来ませんか?って」

○○
「はぁ……その時は連絡してって言ったじゃん。この前梅澤さんと山下さんが来た時に言ったのに」

久保
「忘れてた(´>ω∂`)」

絵梨花
「今日はご両親とか大丈夫なの?」

○○
「親は宮城にいるから大丈夫」

絵梨花
「えっ、こっちにいないの?この家は……」

○○
「僕の家だけど?」

久保
「お兄ちゃん、高校入る時に賃貸は嫌だ、防音室付きの家がいいって言って結局大学生になった時にこの家作ったんですよ」

絵梨花
「お金はどうしたの!?」

○○
「自分で稼いだよ。ジュニアの時は羽振り良くなかったけど高校になってオープンで出た途端額が良くなったから大学生になる前に出来上がって良かったよ」

絵梨花
「……(凄すぎる……)」

この時、絵梨花は思っていた。高校の時から思ってはいたが次元が違いすぎる。こんな人が自分の身近にいること自体が奇跡に近い。

絵梨花
「久保ちゃんはピアノやらなかったの?」

久保
「やってましたよ?でもお兄ちゃんがピアノやるんだったら私は楽器をやりたいと思ったので。」

絵梨花
「…そうなんだね」

それから小一時間くらいして生田さんは帰っていくというので家の近くまで送ることになった。

………………………………

絵梨花
「ずっと聞きたかったんだけど聞いてもいい?」

○○
「何?僕に答えられるのであれば」

絵梨花
「○○はさ、将来何になりたいの?」

○○
「僕?そうだな……考えたことないけど…誰の隣に立っても恥ずかしくない人かな」

絵梨花
「どういうこと?」

○○
「僕がこれからピアニストを続けていくことは有り得ない。何れは区切りを付けるよ。でも音楽からは離れるつもりは無いからさ、今やってるYouTubeだってその内の一つだよ。」

絵梨花
「ピアノで誰かを喜ばせたい……」

○○
「やっぱり知ってた?」

絵梨花
「……ごめん」

○○
「全然、隠してないし」

絵梨花
「じゃあ、私は君の隣にいても恥ずかしくない人になるように頑張るね!それじゃあもうこの辺だから、またね!」

○○
「え、あ、ちょっ絵梨花?」

言いたいことを言って近くの家へと駆け込んでいった絵梨花であった。

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