涙 2 読書鷲 2018年2月5日 17:49 愛称で呼ばれたのはずいぶんと久しぶりのような気がした。泣きそうになるのを堪える。俺はいつからこんなに涙脆くなった? GPFのSPの夜、彼の前で泣いてから。――けれど、彼の前でだけだ。微笑んで手を伸ばす。おいでと呼んだ声にも表情にも、涙の陰は滲ませなかったはずだ。 #140字小説 2017/12/07 ダウンロード copy #140字小説 2 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート