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2022.12.4 マジックショーとチョココロネ

朝から沼津へ。子供会でマジックショーだ。直前でめちゃくちゃトイレに行きたくなったが、手品をしているうちに尿意が消える。子どもたちのリアクションがよかったからだろうか。別れ際にサプライズで手紙をもらう。「マジックショー楽しかったです。ありがとう」と書いてある。驚かすのには慣れているのに、驚かされるのはいつまでも慣れない。リアクションが下手くそだ。顔は歪だが、心はありがとうに満ちているんだよ。そんなリアクション。伝わったかな。

帰り道、コンビニでチョココロネを買う。車の中で食べるチョココロネはいつもより甘い。家に着いて秒で寝る。マジックショーは半日分の体力を使う。

起きてから『コピーライティングとアイデアの発想法』というの本を数ページ読む。第一線で活躍するコピーライターたちがコピーの制作方法を教えてくれる本だ。どこかに〈いいコピーとは、ハウツーよりも「書きたい」というメンタルが生む〉と書いてあった。

たぶん、そう。何かを表現するって、最後はそこにたどり着く気がする。
手品も音楽も文章もお芝居も、スタートは純粋なキモチからだろう。やっていて「楽しいから」だ。しかし、それがいつしか、「世間から評価されたい」「お金が欲しい」になってしまっている時がある。欲望は表現に滲み出てしまうもので、雑念は表現を濁らせる。何かしらのキモチがないと長続きもしない。「自分がやりたいから、やる」は常に心の片隅に持っておかないとな。

まあ、「楽しいから」だけでもダメなんだけど。ムズカシイぜ。


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