世間はワールドカップで盛り上がっている。ワールドカップもオリンピックも見ない。スポーツは嫌いじゃないけど、僕の体はスポーツを見て楽しめる構造にはなっていなかった。

12月は感動より笑いだ。もうすぐM-1の決勝戦がある。YouTubeで予選を見て準備をする。一押しは真空ジェシカ。東京ホテイソン、かもめんたる（欲を言えばコントが見たい）、金属バット、さすらいラビーあたりも応援している。瞬間最大風速的な意味で言えば、セルライトスパの準々決勝ネタがよかった。

本当はお笑いで競ってほしくない。争わないでほしい。自分の推しを推すだけで、笑えるネタを笑うだけで、優劣をつけないでほしいというのが本音だ。しかし、競うことで洗練された作品が生まれることもたしかにある。戦争により科学技術が進歩したのと同じ理屈。

ちなみに永遠の推しはラーメンズ。たとえ解散しようと、活躍の場が変わろうと、僕の人生を変えてくれた恩は忘れない。

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ダイソーにクリスマスコーナーができていた。週末のマジックショーで使えるかと思い、小さなクリスマスツリーを購入する。てっぺんに星のついた、20センチくらいの可愛らしいツリーだ。

しかし、これを使った手品を脳内シミュレーションすると、そこまでウケがよさそうではないと気づく。全体のショー構成を考えてもこいつを挟む隙間がなく、ツリーは用途を失う。

急に何か思いつくかもしれないので25日までは捨てずに取っておく。机の上だけ急にクリスマス。メリーメリー。