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四季の旅 藤の漢詩一首 紫藤露底 シュールな情景?!

こんにちは

藤の花、きれいですね
品があって
ゴージャス感も感じられます

和漢朗詠集、春部に藤を詠った漢詩が載っています

紫藤露底残花色
翠竹煙中暮鳥声

読みは、
紫藤(しとう)の露(つゆ)の底(もと)の残花(ざんくわ)の色
翠竹(すいちく)の煙(けむり)の中(うち)の暮鳥(ぼてう)の声

意味は、
紫の藤に置く露のむこうに
散り残った花が見える
緑の竹が靄のように生い茂り
夕暮れ、春を惜しんで鳥がないている

いろんな色が詠われています
藤の紫、散り残っている花の色、
竹の緑、夕暮れ独特の色も

そこに鳥の声が響きます
鳥は季節的にウグイスだと言われています

おれは象徴主義の絵画が
好きだからかもしれないけれど
何となくシュールな情景が浮かびます

ではまた


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