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「友達になれるひと、なれないひと」


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スイスイ

1985年生まれ。元メンヘラ現100%リア充のエッセイスト。
現在cakesで「メンヘラ・ハッピー・ホーム」連載中。

サクちゃん
1978年生まれ。シングルマザーのクッキー屋。
娘のあーちんほぼ日で連載中のイラストレーター。

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スイ&サク:せーの、スイスイサクサクよむラジオーー!!!!!!

スイ:第二回はじまりました!

サク:うきうき!はじまりましたね!

スイ:前回は、リスナーの皆様のたくさんのスキやコメント、ありがとうございました!みなさんのリクエストは、まじで具体的な友達の悩みばっかりだったねw

サク:コメントもらえたりメールもらえたり、うれしかったねー。
でもさ、わたしのせいかスイスイのせいかわかんないけど、リクエストの内容が、重いよねw

スイ:mikapikoさんに関しては「ずっと彼氏がいなくて(たぶん処女)アラフォーに突入した友達の扱い方」ってもうそれたった1人の顔浮かべてのリクエストだしね

サク:「あいつの扱い方」だよね。
でもわたしたちだから言えたリクエストだよね。TOKYO FMには送れない。

スイ:みなさんにいただいたリクエストも今後まじえてやっていきますね!今回は、私が個人的に取り扱いたいと思っていたテーマをやっていいですか。本日のテーマは、「友達に なれるひと なれないひと」です。

スイ:友達になれないひとって、言いたいこと相当でてくるんだけど。

サク:早くもヒヤヒヤするテーマだなー。


「なにがあっても友達になりたくねえわ」と思うヤツ


スイ:恋愛って「タイミングとハプニングとフィーリング」とかっていうけどさ、友達って、少なくともタイミングとハプニングは関係ないところで、あらかじめ決まっているかのようにハッキリと「どんなタイミングであろうとどんなハプニング起ころうとお前とは友達になりたくねえわ」ってやつおるよね。割合で表すと、【友達になりたいとおもうひと:なりたくないとおもうひと 1:9】くらいだわ。サクちゃんその辺どうですか。

サク:同意ですね。もっと少ないくらい。1割いるかな?

スイ:1割??1割って・・・違う。1%です。友達になりたいひとは。

サク:1%w あー、でもそうかも。

スイ:ともだちになれないの条件の1つめは、【全く行動に起こさない一族】です。「あれやりたい、将来あんなことしたい!」で散々わめくだけならいいんだけど凄い勢いで相談してきて、こちらは真剣に相談に乗って、なのに"毎回"あまりにもアッサリ、いいわけして実行しない人。

サク:たしかにいるいる。スイスイのまわりに特に多そう。ヘンに仲間っぽさ出してくるから余計に拒否したくなるんじゃない?

スイ:そうそう!仲間じゃないのに仲間っぽさ求める文化なに?ワンピースの影響?

サク:それさ、目的が「行動」じゃなくて「相談」だからねー。

スイ:友達になれないひと、さくちゃんはどうですか?

サク:あのねー、なんか、持ってこうとする人。

スイ:お金とか車の鍵とか?

サク:それは泥棒だね。

サク:自分の役に立たせようとするというか。クレクレ星人と呼んでるんだけど。なんか自分のためになりそうだという嗅覚で近寄ってくるんだよね。

スイ:そういう人を見分ける技ってあるの?

サク:え、すぐわからない?
こっちは用がないのに妙に距離を縮めてくるんだよ。でもそういう人ってビジネス友達って割り切ってることが多いし、ほんとうに友達だとは思ってないだろうけど。誰かから見て友達だと思われることの方が大事で、わたしにどう思われるかは関係ないんだと思う。


サク:でもそうそう両思いの友達っていないよね。

スイ:わたし結婚式したときに、呼ぶ友達の基準を、「2時間以上二人切りで話したいと思うひと」にしたのね。そうしたら、同じ会社の同じグループなのにこの人は呼んでこの人は呼んでない、ていう残酷っぽいことにはなったけどw、ともだちの基準ってそういうことだなと思った。

サク:残酷!!!呼ばれなかった人、悩んだだろうね。なぜ・・・?って。でも、2時間ふたりきり、いい判断基準だね。

スイ:友達になれるひとで言うと・・・友達と誕生日とか、サプライズを計画するときに、仕事じゃないのにめちゃくちゃ真剣に丁寧に、レスもはやく行動できる人と、まったく動かない人がいて、やっぱり損得考えずに、動ける人が友達になりたい人だなとおもった。それって「一緒に仕事したい人」もいっしょかも。

サク:おとなになると、知り合いかたも関わりかたも仕事と距離が近いから、そうだよね、仕事したい人と友達になりたい人、いっしょだね。

スイ:逆に言うと「仕事の相手とは友達にならない!割り切る!」みたいなひといるけど、それもったいないよね。振り返ると仕事から仲良くなった人、って割と多いなと思った。結婚式のヘアメイクしてくれた人も結婚指輪つくってくれた人も元々、営業先のお客さんだし。「出会い」を区分分けするの、もったいない!



noteを読んでスイスイに会いに行ったサクちゃん36歳



サク:スイスイとは長いことただの知り合いだったけど、とつぜん仲良くなったの不思議だよね。スイスイと知り合い程度だったときに、noteの記事読んで、「あ、話そう」と思って、スイスイがトークゲストで呼ばれてるイベントのときに会いにいったんだよ。

スイ:えー!そうなの?!それ読んで会いにきてくれたの?!noteすげー!<つくる、つながる、とどける>!!

サク:そしたらその子育て関係のイベントで、みんなが子育てについて話してるのに、スイスイが「自分はどれだけ性欲が強いか」とか話して超浮いてて、スイスイが話す場所ここじゃない、それよりわたしと話そうぜ って帰りにお茶に誘ったんだよ。イケメンじゃない?わたし!

スイ:そうだったんだ知らなかった!!!イケメン!わたしたちが異性だったら雨月先生とか林さんとかに取り上げられる出会い方だよこれ。

サク:でしょ。わたしの行動力でしょ!そこがイケメンなんだよ、ほんとに。

スイ:恋愛に関してだけが「アプローチして失敗」とか「アプローチの仕方」とか話題になるけどさ、友人関係も一緒だよね。例えばその日、わたしが「いやサクちゃん興味ないお茶とか無理」とかいったらそれ失恋だよね同姓間の!

サク:うん、でもそれはわかるよ。失恋する人のとこには行かないよ。

サク:それから半年後くらいに、スイスイがまたnoteで書き出して、ママ起業家の記事がバズったとき、その日のうちに呼び出して会ったんだよね。
まあ、きっかけはそんなだけど、仲良くなったのって、スイスイがわたしにずけずけとdisってきたからだよ。

スイ:disった?

サク:「サクちゃんそれ意味ある?」とか、とか「それ頭悪そう」、とか言ってくる人あんまりいないから。これdisってるって言わないの?

スイ:いやdisったわ 笑 わたし呼吸の回数より人disるから。

サク:それで、そのあと会う度にお互い「今思ってること言います」みたいに表明し合ってるよね。ウソが言えないから、そこで言えるかどうかが自分へのハードルになってるというか。

スイ:でもそれができるひとが友達になれるひとだよね?!たとえば「それ意味ある?」ってハッキリこっちが言ったら、逆ギレするひととかいるじゃん?あれはともだちになれない。

サク:うん、共感しかほしくない人とも、ともだちになれないね。

スイ:これ読んでさ、「そんな風になんでもいいあえる友達をつくるためにはどうしたらいいですか」っておもうひとがいたら、どうしたらいいとおもう?「とりあえず友達になりたいひとをdisれ」?w

サク:早まるなw

サク:嗅覚じゃない?友達の定義がひとそれぞれすぎるから、相性がほとんどだけど、わたしたちみたいに斬り合うのがよろこびみたいなひとばかりじゃないし。

スイ:嗅覚。。。

サク:矛盾してるけど、共感だけがほしくて近寄ってこられるのはムリだけど、結果ともだちになれるひとって「わかる」だらけだよね。

スイ:手当たり次第みんなと友達になりたいとおもったり無理にともだちになって利益をだそうとか思わないってことかな?

サク:うん、そうそう友達になれるひとはいないってわかることかな。ていうか、コレ読んだ友達に「わたしって・・・友達かな?」って言われそうなんだけどw

スイ:いわれそうwww だいじょうぶ!結婚式にきてもらったひとは友達です!!!!



友情とセックスは地続きです。



スイ:最後にききたいんですが、友達から恋愛に発展する事はありますか。

サク:わたし、友達も恋愛も同じ人間関係だと思ってるからさ、だからあるよぜんぜん、興味として分けてないから!

スイ:さくちゃんはそうだよね!

サク:興味持って、まだよく知る前で、知りたいだけなのに、相手が恋愛ブロックかけてきてフラれることもよくある!!!あ、してるわ失恋。好きじゃない人にフラれるパターン!

スイ:やはり「タイミング」がここに立ちふさがるのか男女は!

サク:こっちが無邪気に知ろうとしているのにね!あれ、ムダにショック大きいんだよね。

スイ:ちなみにさ、サクちゃんが「友達になりたい」って興味をもつひとってどんなひと?

サク:友達になりたい人はね、自分自身のことよく知ってる人かな。お互い見せ合うのがおもしろいと思ってないと、仲良くなれないかも。
そういう人は、ホントのこと言われて怒らないよね。ほらわたしすぐホントのこと言っちゃうからさ。

スイ:人間がそれぞれ中に何か隠し持ってるとして、自分のカーテンをぱっと開いたとき、そこがからっぽのひとは、そりゃ「なにか欲しい!」って”相手”から奪おうとするけど、それぞれ自分を知って自分の何かを"持って"いたら、相手から奪う気も必要も勿論ないし、相手に何言われてもいいし、損得もどうでもいいのかもね。

サク:うんうん、損得ないから、それぞれが交換できるよね。せっかく会って話すなら、なんか交換した方がおもしろいよね。持ってかれるだけよりね。

スイ:その「なんか」ってたとえば何をさしてる???職業が特殊、とかじゃなくてもいいんだよね?

サク:うん、具体的な役に立ち合うとかじゃなくて、その人がどんな人なのか見せ合うだけでも交換。それをおもしろいとする人と仲良くなりたいと思うなー。


(今日のエンディング曲:スピッツ「潮騒ちゃん」)


スイ:ちなみにさくちゃんは自分をどう見せる?一言で自分をこういうことやってるひとです、とか、初対面の人に紹介する時なんていう?

サク:わたしさ、それがなさすぎて書き出したんだよね、note。整理したくて。だから今は「シングルマザーのクッキー屋です」かな。また変わりつつあるけどw

サク:スイスイはなんて言う?

スイ:元メンヘラで現リア充ということでエッセイをかいてますっていうかなwww

てかそれを自分自身で知るためにも、人に知ってもらうためにも、つまりほんと、
noteって、いいもんですね。

サク:noteって、いいもんですね。


(ひきつづきリスナーの皆様からの、曲やテーマのリクエスト、感想、おまちしてます!)


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