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1999

ハルマゲドン

アルバイトをしている会社が千駄ヶ谷小学校の隣のビルに引っ越しました。この頃、謎にいろいろと体調がおかしくなっていました。肌荒れがひどくなってきて基礎化粧品を通販のヴァーナルに変えました。(今だに使っている)アゴがはずれて戻らず大変な思いをしたので会社のビルの歯医者の口腔外科で見てもらったら顎関節症と言われました。おかしな耳鳴りが続いたのでタバコをやめたらちょっとましになったけど、太りました。そして結局、ノストラダムスの大予言 1999年7の月、人類滅亡の日には何も起こりませんでした。

下北沢の遊歩道でモッズの人たちとお花見をしました。40人くらいの大人数ですごく盛り上がりました。近くでは俳優の永澤俊矢さんが飲んでいて、(サイコメトラーEIJIの刑事役でファンだった)妹が騒いでいました。あと、この頃放送されていた「ケイゾク」(演出:堤幸彦、出演:中谷美紀、渡部篤郎)もすごく面白くてみていたけど、その後も「SPEC」や「SICK'S」の続編がずっと制作され続けていてすごいなあと思います。「ケイゾク」の主題歌「クロニック・ラヴ」(作詞、歌:中谷美紀、作曲・編曲:坂本龍一)も歌ヘタだったけど気になりました。

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iMac

1999年、ディスプレイ内蔵型のPC「iMac」が5色のボディカラーになって発売され、テレビCMが流れました。曲はThe Rolling Stonesの「She's a Rainbow」でとても話題になりました。これに便乗してスケルトンの携帯電話などスケルトングッズがやたらと流行りました。

iMacだとデザインの仕事には不向きだったので秋葉原のパソコンショップに行って中古のMacとかスキャナーを買いに行きました。秋葉原駅前にはスケートボードパークがあって、「なんだか不思議な街だな」と思いました。

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「旅王」という本のイラストを描きました。低予算で国外を個人旅行する旅行者が増えてきて「バックパッカー」と呼ばれていました。そんな人たちのエッセイや漫画を掲載していて、私もヘタな漫画を描かせてもらいました。私は旅行と言うより、外国の人たちと話がしてみたいという思いがあり、友達に誘われて英会話スクールに申し込みました。新宿の超高層ビルで夜景がすごくきれいだったし、1階のシズラーとかロケーション最高でした。でも結局10回くらいで行かなくなってお金だけずっと払い続けていました。(60万円の24回払い)そして、もう2度と英会話をやろうとは思わなくなりました。

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バッファロー'66

ヴィンセント・ギャロ監督の「バッファロー'66」(Buffalo '66 1998 アメリカ)を観に行きました。クリスティーナ・リッチがすごく可愛くて、ヴィンセント・ギャロ演じる主人公ビリーのすごく不器用なところとかストーリーもおもしろくて、良い映画でした。それから、ガイ・リッチー監督「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」(Lock, Stock and Two Smoking Barrels 1998 イギリス)もストーリーがすごく面白くて、ちょっとだけ出演のスティングがめちゃ渋い。あと、 M・ナイト・シャマラン監督の「シックス・センス」(The Sixth Sense 1999 アメリカ)オチに鳥肌!すごい映画だと思いました。 デヴィッド・フィンチャー監督「ファイト・クラブ」(Fight Club 1999 アメリカ エドワード・ノートン、ブラッド・ピット出演)も公開して、痩身クリニックから捨てられた人間の脂肪を盗んで、脂肪から石鹸を作って売るところが衝撃でした。

「バッファロー'66」以外はレンタルビデオで観ましたが、1999年12月に渋谷スクランブル交差点に巨大TSUTAYAビル「QFRONT」ができて1階にはスターバックス、7階に本屋が併設した「WIRED CAFE」ができました。よく行ったけど、いつもすごく混雑していました。その頃、下北沢の家の裏にもスターバックスができて1階にある集合ポストにスターバックスのカップが捨てられて迷惑していました。


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